【インタビュー】リースバックで住み続ける。家族のそばで暮らすことを選んだMさんの事例

テキストで「「売買金額」より、大事にしたこと。月々の負担見直し×今の家に住み続ける」と書かれているアイキャッチ画像

住み慣れた家を手放さずに、今の暮らしを続けることができるのか。
資金面の不安を抱えながらも、家族とのつながりや生活環境を守りたい。

そんな思いから、リースバックを検討し始める方は少なくありません。

今回お話を伺ったMさんも、そのひとりです。

同じマンションの別のお部屋にお住まいのご家族を日常的に支える中で、「今の場所を離れる」という選択は考えられない一方、月々の負担や将来への不安も感じていました。

そんな中で出会ったのが、住み続けながら資金を確保できるリースバックという仕組みでした。

今回は、Mさんが今の暮らしを守るためにどのような思いで決断し、何を基準に選んだのか、その体験をインタビューしました。

なお、リースバックについての基本知識等の詳細解説と大手リースバック会社の比較は以下の記事も合わせてご覧下さい。

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記事執筆・監修
著者である竹島氏の顔写真

穴吹興産 竹島 健

区分投資事業部 バックオフィス 課長

【資格】
・宅地建物取引主任者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

【経歴】業界歴20年。12年間新築マンションのアルファシリーズの販売を担当。その後、7年間リースバックを中心に中古マンション買取事業に従事。現在は経験を活かしてリースバック検討に役立つ情報を発信。

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目次

家族を支えるために、今の暮らしを変えられなかった

昼間の明るいリビング
※画像はイメージです

Mさんにとって今の住まいは、ご家族を日常的に支えるための、大切な拠点でもありました。だからこそ、月々の負担や将来への不安を感じていても、「今の場所を離れる」ことは選択肢にはありませんでした。

まずは、Mさんが今の住まいを選んだ背景と、住み続けたいと考えた理由から伺いました。

実家との行き来を続ける中で、同じマンションに住まいを購入

Mさんは現在、ご家族が暮らすマンションの別の部屋に住んでいます。今の住まいを購入したのは、8年ほど前のことでした。

もともとは別の賃貸住宅に住んでいましたが、ご家族のもとへ通う生活を続けるうちに、その行き来が大きな負担になっていったといいます。

「前は別の賃貸に住んでいたんですけど、実家との行ったり来たりが本当に大変で。だったら同じマンションに住んだほうがいいなと思って、今の部屋を買いました。」

当時は、お父様から会社を引き継いで間もない時期。住宅ローンの審査にも苦労しながら、ようやく購入できた住まいでした。

「会社を継いですぐだったので、ローンもなかなか大変でした。それでも何とか買えたのが今の家です」

苦労して手に入れたこの部屋は、Mさんにとって家族を支える暮らしを成り立たせる、かけがえのない場所になっていきました。

日々のサポートが必要な家族のそばで暮らし続けたかった

同じマンションに住むようになってからは、ご家族を支える日々がより無理のないものになったといいます。

「実家には毎日通っています。やっぱり日常的なサポートが必要なので、近くにいることはすごく大きいです」

Mさんにとって、ご家族と同じマンションに住むことには、大きく3つのメリットがありました。

  • ご家族の様子をすぐ見に行ける
  • 日々のサポートを無理なく続けられる
  • 生活動線が出来上がっていて暮らしやすい

50歳を迎える節目に、資産を見直したいという思いはありました。それでも、こうした理由から「引っ越す」「住み替える」といった選択は、できるだけ避けたいと考えるようになったそうです。

月々の負担に不安はあっても、住まいを手放す選択は考えられなかった

一方で、月々の支払いに不安を感じる部分もあったそうです。

特に管理費や修繕積立金などは住み始めた頃に比べて約4倍の値段まであがり、大きな負担となっていました。

「ローンの支払いもそうなんですけど、それ以外にも細かい支払いがいろいろあって。住み始めた頃と比べて、管理費などの月額負担がかなり上がったのも大きかったですね」

さらに、Mさんは会社を経営する立場でもあります。従業員の生活を守る責任もある中で、自分自身の将来に向けた備えについても考えなければなりませんでした。

「生活ができないわけじゃないんです。でも、この先のことを考えると不安はありました。自分も50歳になるタイミングでしたし、ちゃんと資産を見直したい気持ちもありました」

ただ、その不安を解消するために、家族とのつながりまで手放したいわけではありませんでした。Mさんが探していたのは、今の暮らしを変えずに負担を見直せる方法でした。

住み続けながら負担を見直せる“リースバック”との出会い

電卓で計算をしながら頭を抱えている人
※画像はイメージです

今の暮らしを変えずに、月々の負担や将来への不安を少しでも軽くできる方法はないか—―。

そんな思いを抱く中で、Mさんが知ったのが「リースバック」でした。

ただ、最初から前向きに検討できたわけではありませんでした。むしろ、気になりながらも、なかなか踏み出せなかったといいます。

ここでは、Mさんがリースバックという仕組みを知ってから、実際に査定を依頼するまでの気持ちの変化を伺いました。

SNSで知ったものの、最初は不安のほうが大きかった

Mさんがリースバックを知ったきっかけは、SNS広告でした。度々見かけることはあったものの、その時の印象は前向きなものではなかったそうです。

「正直、最初は怪しいなと思っていました」

自宅を売却した後も、そのまま住み続けられる。仕組みとしては魅力的な一方で、本当にそんなことが可能なのか、半信半疑だったといいます。

さらに、身近にいる不動産の知識を持つ人からも、こんな声をかけられていたそうです。

「『絶対に追い出されるからやめておけ(※)』と言われました。わざわざ自分の家の所有権を売って、賃貸として住む意味があるのか、と」

こうした周囲の声もあり、Mさんがすぐに問い合わせることはありませんでした。

※リースバックで住み続けられる期間は、賃貸借契約の種類(「普通借家契約」か「定期借家契約」か)によってあらかじめ決まっています。不当な理由で一方的に退去を求められることはなく、更新が可能な「普通借家契約」であれば、ご本人が希望する限り住み続けることができます。

身近な体験談が、リースバックへの考え方を変えるきっかけに

そんなMさんの気持ちに変化が生まれたのは、身近な人の体験談を聞いたことがきっかけでした。

実際に実家をリースバックした知人がいたため、話を聞いてみたところ、その印象は大きく変わったといいます。

「その人に感想をきいてみたら、『余裕ができてとてもいいよ』と言っていて。そこで、不動産は持っていてこそ資産だと思い込んでいたけれど、必ずしもそうではないかもと思い始めました。

持つことにこだわらなくていいのかもしれない、と思えたんです。ライフスタイルに合わせて資産の活用の仕方を変えていくのも一つの手だなと。実際にリースバックを利用した人の感想を聞いて、より前向きに考えられるようになりました」

広告やネット上の情報だけでは、どうしても不安が先に立っていたMさん。

しかし、実際に利用した人のリアルな感想を聞いたことで、リースバックは“怪しい仕組み”ではなく、今の暮らしを維持しながら負担を見直すための現実的な方法として少しずつ見え方が変わっていきました。

Mさんの中でリースバックが、一つの選択肢として少しずつ現実味を帯びていったのです。

今の生活を維持したまま、将来への不安を軽くしたいと査定を依頼

Mさんがリースバックを知ってから、実際に問い合わせるまでにはおよそ1年ほどかかったそうです。その間も、「今の暮らしは変えたくない」という気持ちは変わりませんでした。

一方で、50歳を迎える節目の年が近づく中で、将来に向けて資産のことを改めて考えるようになったといいます。

月々の負担を見直したい。けれど、引っ越しはしたくない。その両方を叶える方法として、リースバックが本当に自分に合っているかを確かめて見たいと思うようになりました。

「今年で50歳になるので、一度ちゃんと資産を見直したいなと思ったんです」

そこでMさんは、まず無料査定を依頼してみることにしました。

まずは今の住まいがどのような条件になるのか、現実的な選択肢になり得るのかを知りたかったからです。Mさんにとって無料査定は、今の暮らしを守るための最初の一歩でした。

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比較して見えてきた、“住み続けられる”ことの大切さ

家の模型と小銭と豚の貯金箱

Mさんが無料査定を依頼したのは、3社でした。

比較する中で、「リースバックは単純に売却価格だけでは判断できない」と感じたそうです。

これからも家族の近くで暮らすには、その先の暮らしを見据えて、各社の条件を見極める必要がありました。

無料査定を依頼したのは3社。重視したポイントは?

実際に比較を進める中でMさんが感じたのは、リースバックは会社ごとに条件が異なり、単純には比べにくいということだったそうです。

「条件の比較が難しくて、ここだけ見ればいいとはなかなか言えなかったですね」

だからこそMさんは、判断するうえでの軸を自分の中で明確にしていきました。そこで最優先にしたのが、今の住環境を維持できるかどうかです。

「長く住み続けられるか、というところをいちばん重視していました」

そのうえで、特に注意していたのは次のようなポイントでした。

  • 賃貸借契約は普通借家契約と定期借家契約のどちらになっているか
  • この先も無理のない形で暮らしていけるか

ご家族を支える今の生活を続けるためには、目先の条件だけでなく、これからも安心して暮らしを続けられるかどうかが何より大切だったのです。

こうした条件をもとにサービスを絞り、Mさんはあなぶきのリースバックを含む2社を具体的に検討することを決断されました。

買取価格よりも、無理なく払える家賃が現実的な安心につながった

比較を始めた当初、Mさんがまず目を向けていたのは買取価格でした。実際、最終的に比較した2社の提示額には約300万円の差がありました。

ただ、条件を見比べるうちに、「本当に見るべきなのはそこじゃないかも」と感じるようになったといいます。

「最初は買取価格を見ていたんですけど、今後のことを考えると家賃を見なければいけないなと思いました」

Mさんは、毎月の支払いについて「これくらいに抑えたい」という目安を持っていました。

ところが、A社から提示された家賃はその目安を上回る査定結果だったため、売却後に払い続けることができるか不安を感じたといいます。

一方で、あなぶきのリースバックで最終的に提示された家賃は、その目安の範囲内に収まる金額で、相場と比較しても低めの金額でした。比較した2社の家賃には7万円近くにのぼる差があり、これは今後の暮らしにかなり影響が出ると感じたそうです。

【あなぶきのリースバックとA社の比較表】

スクロールできます
比較対象買取価格家賃印象
あなぶきのリースバック A社より300万円ほど安い 想定上限より4万円ほど安い手元資金は減るものの、長期的な暮らしを続けるイメージが持てる
A社 あなぶきのリースバックより300万円ほど高い 想定上限より2万6千円高い手元資金は増えるが、月々の負担に不安が残る

特に、長く住み続けることを考えると、この差は決して小さくありません。月々の負担が重ければ、そのぶん手元資金を切り崩していくことにもなりかねないからです。

例えば、毎月の家賃に7万円近い差があれば、4年弱で300万円前後の開きになります。そう考えると、買取価格に差があっても、月々の負担が重ければ手元に残った資金を少しずつ切り崩していくことになりかねません。

「たとえ手元にお金が残っても、結局そこから使っていくことになるんじゃないかという不安がありました」

そのためMさんは、高く売れることよりも、今の暮らしを無理なく続けられることを重視して判断するようになったのです。

営業担当の丁寧な対応が、“ここなら任せられる”という安心感につながった

最終的な決め手になったのは、条件面だけではありませんでした。Mさんが大きな違いを感じたのは、営業担当の対応です。

「他社はショートメッセージで金額だけ送られてくる感じだったので、それだけでは判断しづらかったですね。実際に会って話してみると、『それは最初に言ってほしかったな』と思うこともありました」

その点、あなぶきのリースバックの営業担当者から届いたメールには、買取価格や家賃だけでなく、細かな条件まで整理して書かれていたため、検討しやすかったそうです。

「細かい条件も最初からメールに書いてくれていたので、すごくわかりやすかったです。これなら検討しやすいと思いました」

さらにMさんの印象に残ったのが、条件を一方的に提示するのではなく、まず希望を丁寧に聞いてくれたことでした。

「あなぶきのリースバックの営業担当は、逆に『どれくらいの家賃なら無理なく払えそうですか』と聞いてくれたんです。そこで話した希望にあわせて提案してくれたので、ちゃんとこちらのことを考えてくれているんだなと感じました」

数字だけを見るのではなく、その先の暮らしまで考えてくれている。そんな親身な姿勢がMさんの安心感につながっていきました。

Mさんが、あなぶきを選んだ理由は大きく次の3つでした。

  • 1964年創業の上場企業「あなぶき興産」が運営していることの安心感があったこと
  • 条件がわかりやすく、情報が細かく出されていたことで検討しやすかったこと
  • 営業担当が希望に寄り添ってくれたこと

無料査定をお申し込みの時点では、「検討時期は未定」「まずは将来の参考にしたい」という気持ちだったMさん。それでも必要な情報が最初からそろっていて、提案内容にも納得できたことで、自然と気持ちは固まっていきました。

「もう、これでいいじゃんと思えたんです」

急かされたから決めたのではなく、知りたいことが最初から示されていたこと、そして自分の状況に合った提案をしてもらえたことが、問い合わせから約1ヶ月で契約をご決断された理由でした。

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リースバックの契約を終えて感じた、暮らしを守れる安心

インタビューに答えている男性の後ろ姿
※画像はイメージです

無料査定のお問い合わせから約1ヶ月でリースバックをご決断されたMさん。

契約を終えた今、Mさんは正直どう感じているのでしょうか。最後に、契約後の率直な気持ちと、これからリースバックを考える方へのメッセージを伺いました。

月々の支払いが整理され、今の暮らしを守れる安心につながった

リースバックを契約して、当初の悩みであった月額の負担をMさんは「かなり整理されて、クリアになった感じがあります」と話します。

もともとは、住宅ローンの返済に加え、細かな支払いが重なっていたことが負担になっていました。なかでも管理費などの毎月の支払額の上昇は、これからの不安を大きくする要因の一つでした。

リースバックを利用することで、こうした支払いの見直しができ、月々のお金の流れが把握しやすくなりました。

そして何より大きかったのは、その見直しを今の住まいのままできたことでした。

ご家族を支える日常を変えず、これまで通りの暮らしを続けられることが、Mさんにとって大きな安心につながりました。

これから検討する人は、金額だけでなく契約内容まで確認してほしい

最後に、これからリースバックを検討する人に向けて、Mさんは「買取価格だけで判断しないほうがいい」と話します。

実際に比較してみて、特に確認しておいたほうがいいと感じたのは、毎月の家賃と住み続けられる契約内容になっているかという点でした。

「これから先も住むことを考えると、やっぱり家賃は見ておいたほうがいいと思います。あと、退去の話があるかないかも、検討の時点で意識して聞いていました」

家賃は、契約した後の暮らしにそのまま影響するものです。最初の条件がよく見えても、月々の負担が重ければ、長く住み続けるほど不安は大きくなっていきます。だからこそ、無理なく支払える金額かどうかは、しっかり見極めることが大切だといいます。

あわせて確認しておきたいのが、どのような賃貸借契約になるかという点です。リースバックの契約には、更新することで住み続けることが可能な「普通借家契約」と、契約期間満了での終了が基本となる「定期借家契約」があります。

あなぶきのリースバックでは普通借家契約を採用しており、できるだけ長く住みたいと考える方におすすめです。

▼それぞれの賃貸借契約について、詳しくは下記の記事でも解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

さらにMさんが大切だと感じたのが、営業担当の対応でした。

「営業の方の対応も大事だと思います。今回は希望家賃を聞いてもらえたから答えることができたし、そうやって寄り添ってくれる姿勢があるかどうかは大きいと思います」

条件だけでなく、その伝え方や向き合い方によって、納得感は大きく変わります。

今の暮らしを守りながらリースバックを検討したい方にとっては、金額面だけでなく、安心して相談できる相手かどうかも大切なポイントになりそうです。

営業担当者が語る、あなぶきのリースバックが目指す“寄り添う提案”

マンションの模型を持っているビジネスマン
※画像はイメージです

Mさんのインタビューからは、営業担当の対応に対する満足度の高さがうかがえました。そこで今回は、実際に担当した営業担当者にも、提案時に意識していたことを聞きました。

「今回のケースでは、ご家族のサポートなどのご事情から、お引っ越しは難しい状況だと感じていました。そのため、まずはリースバックとはどういう仕組みなのかを、しっかりご理解いただくことを意識してご説明しました。

通常の売却とは異なり、リースバックは売却後も住み続けることが前提になります。金額面だけでなく、賃貸に切り替えた後の管理や設備保障についてもご説明し、安心して住み続けていただけることをお伝えしました。

また、住宅ローンの残債やご希望の賃料を踏まえ、複数のご提案を差し上げながらシミュレーションを行い、無理のない形を一緒に考えていきました。

お電話でお話した内容も、できるだけ当日中にメールで整理してお送りし、後から見返しながらご検討いただけるようにしていました」

Mさんからは、「最初から細かい条件まで共有してくれたので検討しやすかった」「希望する家賃を聞いたうえで提案してくれたので、こちらのことを考えてくれていると感じた」とお答えいただきました。こうした評価からも、条件を提示するだけでなく、お客様の状況や不安に寄り添いながら提案する姿勢が、安心感につながっていることがうかがえます。

あなぶきのリースバックの強みは、お客様一人ひとりのご事情やご要望にあわせて、柔軟に提案できる点にあります。

今の暮らしを変えずに住まいの見直しをしたい方、まずは自分に合った方法かどうかを知りたい方は、資料請求や無料査定からお気軽にご相談ください。

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▼その他のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます。

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