千葉県の流山市や市川市、舟橋市、浦安市など、都心へのアクセスが良く、商業施設が充実しつつも豊かな自然環境が魅力のエリアは近年人気が高まってきています。
魅力があふれる千葉県にマンションを所有している方で、「老後の生活資金を確保したい」「住宅ローンの支払いが厳しくなってきた」「でも、長年住み慣れた自宅から離れたくない」などのお悩みをお持ち方はいませんか?
そういった方にとって、「リースバック」は資金確保と住居維持を両立できる方法の一つです。
「あなぶきのリースバック」なら最短1週間で一括現金化が可能。老後資金の確保や、急な出費にも柔軟に対応できます。
ここではあなぶきのリースバックの特徴をはじめ、リースバックのメリットや事例をご紹介します。




穴吹興産 竹島 健
区分投資事業部 バックオフィス 課長
【資格】
・宅地建物取引主任者
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
【経歴】業界歴20年。7年間リースバックを中心に中古マンション買取事業に従事。現在は経験を活かしてリースバック検討に役立つ情報を発信。
リースバックのお問い合わせ
stock_mansion@anabuki-kosan.co.jp
「あなぶきのリースバック」とは

まずは、「あなぶきのリースバック」について紹介します。
転居することなく売却して、すぐに現金化
リースバックとは、不動産を売却し、賃貸契約を結ぶことで自宅に住み続けられる仕組みです。
たとえば以下のようなケースで役立ちます。
- 住宅ローンを完済し、老後資金として活用したい
- 固定資産税の負担を軽減したい
- 住み慣れた環境を変えずに資金確保したい
- 介護施設入居前にまとまった資金を準備したい
リースバックを活用すれば、賃貸契約後も同じマンションに住み続けられます。
さらに、一括で受け取った売却資金は自由に使うことができるため、ローン返済や生活費などに充てられます。
住宅ローンが残っているマンションでも利用が可能
住宅ローンが残っていても、売却査定額が残債を上回ればあなぶきのリースバックをご利用いただけます。
- マンションの査定額が3,000万円
- 住宅ローン残債が2,000万円
※ 記載されている査定額はリースバックでの買取価格であり、市場価格とは異なります。
この場合、差額の1,000万円を手元資金として受け取れます。
「住宅ローンの負担をなくしたい」「老後資金を確保したい」と考えている方は、リースバックを活用することでこれらの課題を解決できます。

売却後は「普通賃貸借契約」で居住をご継続
売却後の賃貸契約には、「普通賃貸借契約」と「定期賃貸借契約」の2種類があります。
普通賃貸借契約は、契約満了後も借主が希望すれば更新が可能で、貸主都合で退去を迫られるリスクがありません。
一方、定期賃貸借契約は原則更新ができず、満了時の退去が前提です。
あなぶきのリースバックは「普通賃貸借契約」を採用しているので、長期的に住み続けたい方に適した仕組みです。

無理のない月々の賃貸家賃額を設定
リースバック後の家賃は事業者によって異なりますが、あなぶきのリースバックでは以下の要素を考慮して、事前に相談しながら柔軟に設定します。
- 売却価格
- 周辺の家賃相場
- 契約期間
無理なく支払える家賃を設定し、長く安心して住める環境を提供します。

「あなぶきのリースバック」が利用できる物件の条件

リースバックは、どんな物件でも利用できるわけではありません。
ここではあなぶきのリースバックの利用条件を確認しておきましょう。
専有面積が40㎡以上
あなぶきのリースバックをご利用いただく場合、専有面積が40㎡以上の物件が主な対象となります。
リースバックは、お客様が将来的に退去した後の再販を想定しているため、売却対象となる物件には、将来的に市場で再販しやすい「ある程度の広さ」と「安定した資産価値」が求められます。
ある程度の広さがあれば単身者に限らずファミリー層などの買い手が見つかりやすくなり、物件の立地や管理状況によって決まる資産価値が安定していることは、リースバックを提供する側が将来的にその物件を再売却する際のリスクを減らすことにつながります。
一般的に専有面積が40㎡未満の住戸は、ワンルームや1Kといった単身者向けのコンパクトな間取りが多く見られ、売却のしやすさ(流動性)や資産価値が、より広い物件い比べて低くなる傾向があります。
そのため、あなぶきのリースバックでは原則として専有面積が40㎡以上の物件を対象としています。
マンションの各住戸のうち、壁で囲まれたスペースの広さを指します。
バルコニーや共用廊下、エントランス、エレベーターなどの共用部分は含まれません。
築年数が10年以上
新築や築浅(築10年未満)のマンションは、市場での需要が非常に高く、その分、市場価値も高くなる傾向があります。
そのため、通常の不動産売却市場においても高値でスムーズに取引されるケースが多く、あなぶきのリースバックの対象外となる場合があります。
一方で、築10年以上のマンションは市場価格の変動が比較的落ち着いており、安定した評価を得やすいため、あなぶきのリースバックの対象となります。
ただし、築10年以内でも、希少性が高く資産性が安定しているエリアに関しては柔軟に対応しております。
鉄筋コンクリート造 / 鉄骨鉄筋コンクリート造
あなぶきのリースバックでは、鉄筋コンクリート造/鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションが対象です。
鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートは、耐久性や耐震性に優れ、資産価値が維持されやすい構造です。
木造や軽量鉄骨造に比べて劣化が遅く、メンテナンス負担も少ないため、リースバックに適しています。
特に鉄骨鉄筋コンクリート造は高層マンションに多く、耐震性が高いため評価が安定しやすくなっています。

不動産の通常売却や任意売却でなく「リースバック」を活用するメリット

不動産を売却する際、通常売却や任意売却といった選択肢がありますが、リースバックにはこれらの選択肢とは異なる特有のメリットがあります。
ここでは、リースバックの具体的なメリットを解説します。
住み続けながら、まとまった資金を一括で受け取れる
通常の売却では、売却後に引っ越しが必要です。しかし、リースバックなら、自宅を売却後も賃貸契約を結ぶことで住み続けられます。
また、売却代金は一括で受け取れるため、資金を確保しながら住環境を変えずに済むのが大きな魅力です。
こんなケースにおすすめ
- 老後の生活資金を確保しながら、住み慣れた家に住み続けたい
- 突発的な資金が必要になったが、引っ越しをしたくない
- 住宅ローンの返済負担を軽減しながら、現在の住まいに住み続けたい

住み替えなど様々なケースに対応しやすい
リースバックは、様々な場面で役立ちます。
たとえば、定年退職後に資金を確保しながら老後の住まいを検討したり、介護施設への入居準備を進めたりする際にも活用できます。
通常の売却では、売却後すぐに退去しなければならず、新しい住まいが決まるまで仮住まいが必要になることもあります。
しかし、リースバックなら売却後も住み続けられるため、住み替えの計画を立てやすくなります。
こんなケースにおすすめ
- 定年後に住み替えを検討しているが、次の住まいが決まるまで今の家に住みたい
- 介護施設へ入居する予定だが、入居時期が決まるまでの間、自宅に住み続けたい
- 家族の事情で引っ越しを検討しているが、すぐに住まいを変えたくない

自宅を売却したことを周囲に知られにくい
通常の売却では、不動産会社の販売活動によって「売り出し中の物件」として広告が出るため、近隣住民や知人に売却が知られることがよくあります。
一方リースバックでは、所有権は移るものの、住み続けられるため外見上の変化が少なく、周囲に知られにくいのが特長です。
そのため、「売却を知られたくない」「ご近所に事情を知られずに売りたい」という方にとって、プライバシーを守りやすい選択肢となるでしょう。

リースバックメリットを生かした様々な活用事例6選

ここでは、リースバックの具体的な活用事例をご紹介します。
① 住宅ローンを完済したうえで、老後資金を確保できた
長年住み続けたマンションの住宅ローンを完済したものの、「このまま暮らし続けたいが、老後資金の確保が不安」という悩みを抱える人は多くいます。
特に、年金生活に入ると収入が大幅に減るため、貯蓄があっても「将来的に足りるのか」と不安を感じるケースも少なくありません。
70代の夫婦が所有するマンションをリースバックで売却し、まとまった資金を確保した事例があります。
このご夫婦は、次のような不安を抱えていました。

老後の生活資金が不足するかもしれない



年金だけでは大きな出費に対応できない



住み慣れた環境を変えたくない
そこでリースバックを活用し、マンションを売却。
売却代金を一括で受け取ることで、まとまった資金を確保することができました。
さらに、売却と同時に買主と賃貸契約を結び、そのまま自宅に住み続けることができています。
- 売却代金の一部を定期預金や投資に回し、老後資金を計画的に運用できた
- 確保した資金を医療費や介護施設の入居費用に活用できた
- 住環境が変わらず、ストレスなく暮らせた


② 子どもが学区を変えずに済むことが第一条件だった
不動産売却を考えている人の中には、家庭の事情ですぐには引っ越しができないという方もいらっしゃいます。



学校や友人関係への適応に影響するので、学区の変更を伴う引っ越しはできるだけ避けたい
ある40代のご夫婦は、住宅ローンの支払いに悩み、不動産売却を検討していました。
そこで子どもの学区を変更せずに済む方法を探していたところ、リースバックという手段があることを知りました。
リースバックを活用した結果、子どもの学区を変えずに、住宅ローンの負担をなくすことができました。
- 売却で住宅ローンの負担がなくなり、家計が安定
- 家賃を払いながら同じ家に住み続け、子どもは転校せずに済んだ
- 引っ越し費用や新居の初期費用が不要となり、負担を軽減


③ 住宅ローンを完済し、月々の支出負担を軽減できた
近年、住宅ローンの変動金利が上昇し、毎月の支払いが想定以上に膨らみ、負担を感じる人が増えています。
特に、退職を控えた世代では、収入減を見据えて家計を見直し、固定費を抑えたいと考えるケースが多くなっています。
たとえば、50代の単身者が購入したマンションでは、金利の上昇により住宅ローンの支払いが増え、毎月の負担が重くなっていました。



住宅ローンの返済額が当初の予定より増加してしまった



定年退職を見据えて固定を削減したい



年金暮らしに備えて家計を見直す必要がある
この方はリースバックを利用し、マンションを売却。
売却資金を手にすることで住宅ローンを完済し、そのまま賃貸契約を結んで住み続ける選択をしました。
- 住宅ローンの支払いがなくなり、固定費を削減
- 賃貸契約を結び、引っ越しや新居探しの手間を回避
- 売却資金を老後資金に充てて、経済的な安定を確保
④ 離婚時の財産分与にリースバックを活用
離婚時、夫婦共有の不動産の処理は、財産分与の重要な課題です。
なかでも、離婚をすると以下のような住宅の悩みが発生します。



住宅ローン残債があるがどちらの負担になるのか不安



売却するのであれば、どちらも退去しなければならない



子どものことを考えると今の生活環境を変えたくない
とあるご夫婦が離婚を決めた際、夫は家を売却して財産を分けることを希望しましたが、妻は子どものためにもそのまま家に住み続けたいと考えていました。
そこでリースバックを活用し、住宅ローンを完済しつつ財産分与をし、さらに自宅に住み続けるという両者の希望を両立しました。
- 公平な財産分与を実現し、トラブルを回避
- 妻と子どもは引き続き居住可能
- 経済的負担を軽減し、新生活の準備がしやすくなった


⑤ リースバックを活用して不動産の相続に賢く対応
親が所有していた不動産を相続すると、「売却するか、住み続けるか」で悩むケースは少なくありません。
兄弟姉妹で相続する場合、それぞれの考えが異なり、意見の対立により相続手続きが長引くこともあります。
たとえば、ある兄妹が親のマンションを相続した際、次のような意見の違いがありました。



マンションを売却し、相続資産を現金で分配したい



親が住んでいた家にそのまま住み続けたい
不動産売却の場合にはどちらかが妥協しなければなりませんが、このご兄妹はリースバックを活用し、相続人同士の対立を避け、スムーズに不動産を処理しました。
- 兄は相続資産を現金化し、経済的なメリットを得た
- 妹は元の住居に住み続けられ、生活環境を維持できた
- 家族間の対立を避け、円満に相続を完了


⑥ 希望額に近い金額でマンションを売却できた
「売却後に住み続けられるのは魅力的だが、リースバックでは通常の売却よりも大幅に安く買い取られるのでは?」と不安を感じる人も多いでしょう。
リースバックでは、買い手が賃貸物件として運用するため、通常の売却価格よりも安くなるのが一般的です。
60代のご夫婦は所有するマンションの売却を検討しており、このご夫婦は、次のような点を懸念していました。



低い金額で自宅を買い取られてしまうのではないだろうか



賃貸契約の家賃が高くなりすぎないか不安



結果的に得た金額よりも、家賃で負担した金額の方が高くなるのでは
リースバックの査定を複数社に依頼し、価格や契約条件を比較した結果、市場価格の約70%での買取が成立。
また、売却後の賃貸家賃についても事前にシミュレーションを行い、長期的に見て無理のない範囲で支払える水準に設定されたため、安心して契約を進めることができました。
- 相場よりは低いものの、希望額に近い価格で売却し、資金を確保
- 売却後も引き続き無理のない家賃設定で居住可能
- 事前にシミュレーションを行い、適正な家賃設定で家計の負担を軽減


査定申し込みから売却・賃貸借契約開始まで、リースバックご利用時の流れ


ここでは、あなぶきのリースバックを利用する際の基本的な流れを解説します。
まずは、無料の簡易査定(机上査定)を受け、売買価格と家賃の査定結果の内容を確認します。
- 普通賃貸借契約に基づく査定(契約更新が可能)
- 家賃は、駐車場・駐輪場・町内会費を除いた金額
- 管理費や修繕積立金の詳細が必要になる場合もあり
リースバックを具体的に進める場合、物件の詳細な調査を行います。
その後、査定結果や賃貸契約、サービスの説明を受けます。
不明点や気になる点はこの段階で質問しておきましょう。
賃貸契約を結ぶ前に、家賃保証会社による審査を行います。審査結果は通常1~2日で通知されます。
- 本人確認書類
- 緊急連絡先情報(同世帯以外の連絡先)
- 収入を証明できる書類(必要に応じて提出)
査定内容や契約条件に問題がなければ最終決定し、正式にリースバック契約を依頼します。
この段階で、契約内容に納得いただいたうえで、売買契約へと進みます。
正式に売買契約を結びます。
売買契約を締結すると、所有権移転の準備が開始されます。
売買契約の締結後、売却代金の支払いを賃貸契約がスタートします。
- 売却代金の支払い(住宅ローンがある場合は一括返済)
- 賃貸契約の締結(賃貸開始)
これで、正式にリースバックが完了し、そのまま住み続けることができます。
リースバック関連のよくあるご質問と回答一覧


リースバックを検討する際、「本当に自分の状況で利用できるのか」「売却後の契約条件はどうなるのか」など、多くの疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、リースバックに関するよくある質問と回答を紹介します。
▼その他のよくあるご質問については、こちらでご紹介・ご回答しています。
千葉県をはじめとした東日本エリアのご相談は【あなぶきのリースバック】へ


リースバックを検討する際、「どこに相談すればよいのか」「問い合わせ前に何を準備すればよいのか」といった疑問を持つ方もいるでしょう。
千葉県を含む東日本エリアでのリースバック相談は、あなぶき興産が承ります。
全国区の不動産会社であるあなぶき興産の支店・営業所は各地に広がっており、「あなぶきのリースバック」については、千葉を含む首都圏エリアでも対応しています。
リースバックについてのご相談は、下記フリーダイヤルおよびWEB無料査定依頼フォームからぜひお気軽にご連絡ください。
首都圏エリアのリースバックに対応する関東支店を中心として、首都圏支社や各地に広がる拠点ネットワークを最大限活かし、お客様へ最適なご提案をいたします。
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