【2025年11月】不動産一括査定のおすすめ24選。利用者740人が選んだ人気サイトを公開

パソコンを見ながら不動産一括査定を検討する夫婦。どこがいい というテキスト

不動産を売却する際、最初に気になるのは「いくらで売れるのか」という査定額ではないでしょうか。

そんなときに便利なのが不動産一括査定サイトです。しかし、たくさんある一括査定サイトの中から、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、あなぶき興産が独自に実施した「不動産一括査定サイトを利用したことがある740人へのアンケート調査」をもとに、まずは人気の不動産一括査定サイトTOP10を発表します。

さらに、TOP10以外のおすすめサイトをテーマ別に14選まとめ、合計24選をご紹介します。

各サイトの特徴や利用者の生の声も合わせてお伝えしますので、あなたに合ったサイト選びの参考にしてください。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue
記事執筆・監修
著者紹介 プロフィール写真

穴吹興産 竹島 健

区分投資事業部 バックオフィス 課長

【資格】
・宅地建物取引主任者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

【経歴】業界歴20年。7年間リースバックを中心に中古マンション買取事業に従事。現在は経験を活かしてリースバック検討に役立つ情報を発信。

リースバックのお問い合わせ
stock_mansion@anabuki-kosan.co.jp

目次

結論:不動産の一括査定で迷ったら、まずは「すまいValue」がおすすめ

すまいValue おすすめの理由

不動産売却は“どこに査定を出すか”で成果が大きく変わります。

結論、「すまいValue」なら大手6社の安心網で、最初の一歩から失敗しにくい――これが選ぶべき最大の理由です。

1. 大手6社のみ参加だから、最初から品質担保

大手6社 三井のリハウス、三菱地所の住まいリレー、野村不動産、住友不動産、東急リバブル、小田急不動産

「すまいValue」は大手不動産仲介会社6社のみが参加。玉石混交になりがちな一括査定の弱点を回避し、はじめから信頼性の高い会社だけを比較できます。

さらに運営元は6社で構成される「すまいValue事務局」。プラットフォーム運営も大手連合の管理下で、情報の取り扱いや運用体制まで安心です。

2. 実績の“量”が語る、売却力の高さ

すまいValueの実績。成約件数11万件、店舗数835店舗、査定数101万件
  • 成約数:11万件以上
     ※2024年度(2024年4月~2025年3月末)の6社合計実績
    豊富な成約データは価格根拠の精度に直結。相場感のブレが少なく、売り抜けやすい戦略を立てやすくなります。
  • 店舗数:合計835店舗(賃貸専門店舗を含む)
     ※2025年4月10日時点
    全国ネットワークで“そのエリアが得意な担当”に当たりやすい。内見動線の確保や地場の買い手層との接点など、売却の現場力が段違いです。

※上記は2025年10月3日現在の実績となります。「すまいValue」ホームページを参照。

3. 利用者アンケートでも裏付けられた“安心/安全”

95%のすまいValueユーザーが安心・安全に取引できたと回答、というテキスト画像
  • 取引を「安心/安全」に行えた割合:95.5%
     
    トラブルの少なさは、社内コンプライアンスやチェック体制、説明責任の徹底など大手品質の証明。初めての売却でも安心して任せられます。

※2019年4月1日~2022年3月31日に、すまいValueで媒介したお客様を対象(有効回答数1,186件)

最新の情報は「すまいValue公式サイト(クリックで表示)」をご確認ください。

注意点(正直ベース)

  • 担当営業をユーザー側で指名できないため、配属された担当者の経験値相性は事前に読みにくい点があります。
  • 対策として、初回面談で「販売戦略」「想定スケジュール」「過去の同種事例」を必ず確認し、提案の具体性と根拠で見極めましょう。必要があれば担当変更の相談複数社の比較も検討を。

こんな人にこそ「すまいValue」

  • 一括査定は使いたいが、品質の見極めに不安がある
  • 相場に強い会社の実データを基に価格戦略を立てたい
  • 地域に強いネットワークで早期売却×適正価格を狙いたい

結論:迷ったら「すまいValue」で大手6社の安心と実績からスタート。まずは相場感と販売戦略の“基準値”をつくり、その上で最適な売却パートナーを選びましょう。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

「不動産一括査定」は売却で失敗しないための手段

親子3世代がリビングで過ごしている。家族団らんの様子

不動産売却では、最初から1社に絞らず、複数の不動産会社から査定と相場情報を収集することが重要です。

エリア実績や販売戦略は会社ごとに異なるため、比較材料を増やすことで有利に進められます。

不動産一括査定がおすすめな理由①:最大利益を狙える

同じ物件でも査定額・提案内容に差が出ます。複数社から提示を受けることで、より高値売却の可能性がある会社や販売手法を見極め、最も利益が期待できる選択ができます。

不動産一括査定がおすすめな理由②:複数意見を比較して判断できる

価格根拠、広告戦略、販売スケジュール、担当者の対応力を横並びで比較できます。相場の妥当性や提案の実行力を多角的に評価でき、意思決定の精度が上がります。

不動産一括査定がおすすめな理由③:売却価格などで失敗するリスクを低下

過度な高値設定や安売り、販売停滞といった失敗は、選択肢が少ないほど起きやすくなります。複数査定で相場レンジと適正戦略を把握すれば、価格設定ミスや機会損失のリスクを抑えられます。

不動産一括査定がおすすめな理由④:利用者は無料で査定を受けられる

不動産一括査定サービスは、提携する不動産会社が運営側へ支払う広告料や紹介料(掲載料・送客料など)によって、成り立つ仕組みです。そのため、査定依頼は比較は全て利用者側の費用負担なく行えます。

コストをかけずに複数社の提案を集められるため、初期段階からより合理的な判断ができる点も大きなメリットです。

一方で不動産一括査定のデメリットとして、サービスの使い方や認識の違いで、かえって煩わしくなってしまうこともある、という点が挙げられます。

詳しくは下記の記事「便利な「不動産一括査定サイト」のデメリットは?上手に活用するための注意点も解説」をご覧ください。

不動産一括査定サイトとはどんなもの?

家の中でパソコンを見ている女性と、不動産一括査定と書かれた吹き出し

不動産一括査定サイトとは、一度の情報入力で、複数の不動産会社に無料で査定依頼ができる便利な比較サイトです。

売却を検討している物件(マンション、戸建て、土地など)の情報をサイト内の記入欄に入力、送信するだけで、自分で不動産会社を探すことなく対応エリアの不動産会社から机上査定価格や連絡が届きます。

不動産会社ごとに査定依頼をすると時間も手間もかかってしまいとても面倒ですが、不動産一括査定サイトを使うことで手間なく複数社の査定結果を知ることができます。

その後、実際に売却を依頼する不動産会社を決め、訪問査定、契約へと進みます。

不動産一括査定サイトについての解説

世界的なインフレ進行もあり不動産価格が上昇

東日本大震災以降、アベノミクスを経て日本の住宅価格は徐々に上昇を続けてきました。

最近では、コロナ禍の住宅需要の増加やコロナ後の世界的なインフレ進行によって、都心部を中心に日本の不動産価格はさらに上昇し、マンション価格はこの15年間で約2倍となっています。

国土交通省が公表する住宅価格指数によると、上昇率は2010年比で戸建てが17%だったことに比べて、マンションは102%と急激な上昇となっています。

※…出典:建設産業・不動産業:不動産価格指数 – 国土交通省(クリックで表示)

日本の住宅価格指数推移
戸建住宅とマンション(区分所有)の推移
特徴的なポイント
主な外部要因
  • 2016年頃から戸建住宅とマンションの価格差が拡大
  • マンション価格は2010年比+102.6%
  • 戸建住宅は2010年比+17.3%と緩やかな上昇
  • 2020年以降、両指数とも上昇ペースが加速
  • 2013年: アベノミクスによる金融緩和
  • 2019年: 消費税増税(8%→10%)
  • 2020年: コロナ禍による住環境見直し
  • 2022年: 世界的インフレと円安の進行
  • 2023-24年: 都心回帰と低金利の継続

こうした不動産価格の上昇により、あなたの家がより高い価格で売れる可能性が高まっています。

特に都心部の希少な物件では、市場価格よりも少し高めの価格で売り出しても、時間の経過とともに市場全体の価格が上がってきて、最終的に売れることが珍しくありません。

たとえば、最初は周りの相場より10%高い価格で家を売り出したとしても、半年後や1年後に周辺の相場自体が10%上昇すれば、もはや高すぎるという印象がなくなり、売却が成立しやすくなります。

そのため、複数の不動産会社に相場価格や高額売却できる可能性を確認した上で売却を行っていることは非常に重要です。

数ある不動産一括査定サイトの中からどうやって選べばいいの?

便利だからといって、不動産一括査定サイトをむやみに利用すればいいということではありません。自分の売りたい不動産や状況に合った不動産一括査定サイトを見つけることが重要です。

下記の9つのチェックポイントを意識して、数あるサイトの中から自分に合ったサイトを選びましょう。

  • 対応エリア
  • 対応物件種別
  • 登録(提携)会社数
  • 同時査定の依頼数
  • 運営会社の信頼性を実績や口コミでチェック
  • セキュリティ性
  • サイト内の情報充実度や使いやすさ
  • 匿名査定・AI査定などの利用の気軽さ
  • 悪徳・悪質な不動産業者除外の取り組みを行っているか
① 対応エリア

査定サイトが対応する地域外だと、査定自体が受けられない可能性があります。

まずは自分の不動産が対象エリアか確認しましょう。

② 対応物件種別

売却したい物件種別に対応しているか確認が必要。

マンション特化など専門性の高いサイトもあるため、目的に合うサービスを選びましょう。

③ 登録(提携)会社数

登録会社の多いサイトは、幅広い選択肢から自分に最適な不動産会社と出会える可能性が高まります。一方で少数精鋭のサイトは、厳選された優良会社から質の高い提案を受けやすい点が魅力です。

また、登録会社の数だけでなく、大手・中小・地域密着型などどんなタイプの会社が揃っているかも重要。提携方針や構成も含めて確認しましょう。

④ 同時査定の依頼数

一括査定サイトによって、同時に依頼できる不動産会社の数が異なります。

多ければ比較の幅が広がりますが、連絡が増えすぎるデメリットも。少なすぎると十分な比較ができません。

自身の負担や比較したい範囲に応じて、最適な依頼数のサイトを選びましょう。

⑤ 運営会社やサービスの信頼性を実績や口コミでチェック

運営会社の実績や運用歴、利用者数、場合によっては口コミを確認することでサービスの信頼性を判断しましょう。

上場企業や大手グループの運営なら、安定した運用や情報管理が期待できて安心です。公式情報と利用者評価の両面からチェックしておきましょう。

⑥ セキュリティ性

一括査定では個人情報を入力するため、セキュリティ体制は非常に重要です。

プライバシーマークやISO認証の取得、通信の暗号化、情報管理体制などを確認し、安全に利用できる仕組みが整っているかを事前に見極めましょう。

⑦ サイト内の情報充実度や使いやすさ

査定以外に、売却の基礎知識や解説記事が充実しているサイトは、理解を深めながら比較検討できます。

また入力操作が分かりやすく、目的別に探しやすい導線になっているかも重要です。こうした使いやすさは、運営会社の姿勢が反映されるポイントです。

⑧ 匿名査定・AI査定などの利用の気軽さ

匿名査定やAI査定が使えるサイトなら、個人情報を出さずに短時間で概算価格を把握できます。

ただし精度はあくまで参考レベルで、実査定とは差が出ることも多いため、最初の情報収集として活用しつつ、後に正式査定へ進むのが適切です。

⑨ 悪徳・悪質な不動産業者除外の取り組みを行っているか

登録企業には審査があるものの、悪徳業者とマッチングしてしまう可能性はゼロとは言えません。

多くのサイトでは独自の厳しい登録基準や問題業者の排除措置などの対策を行い、方針を明示しているケースもあります。安全対策が公開されているか必ず確認しましょう。

SUUMO会社選定

※SUUMO 【SUUMO】不動産売却・査定情報|家/土地/マンションを無料一括査定

実際に選ばれているのは?不動産一括査定を利用した740人に聞きました

ブロックの上に王冠等が置かれている。1.2.3と書かれたバインダー

ここまで、数ある不動産一括査定サイトをご紹介してきましたが、その中で選ばれているのはどのサイトなのか気になるところですよね。

そこであなぶき興産は、GMOリサーチ&AI株式会社様の協力のもと、実際に不動産一括査定サイトを利用した経験のある740人を対象にアンケートを実施しました。

「利用率が高かったサイト」と「満足度が高かったサイト」をそれぞれランキング形式にしてご紹介します。

不動産一括査定 サイト利用率ランキング

不動産一括査定サービス利用割合上位10社のグラフ

今回の調査によると、最も利用されていた不動産一括査定サイトは「SUUMO(スーモ)」で、全体の49.1%(363人)と半数近くの回答者に利用されていました。

知名度・信頼性・集客力において他を大きく引き離しており、圧倒的な存在感を示しています。

次いで「すまいValue」(25.0%)、「リビンマッチ」(13.9%)、「イエウール」(10.0%)、「HOME4U」(9.9%)、「LIFULL HOME’S」(8.4%)なども一定の利用率を誇っており、業界内での上位グループを形成しています。

これらは運営会社が大手企業であったり、長年の実績や豊富な提携不動産会社を背景に高い支持を得ていると考えられます。

また、「いえカツLIFE」「アットホーム」「マンションナビ」「おうちクラベル」など、専門特化型や後発サイトもそれぞれ一定のニーズに応じて利用されており、ユーザー側の多様な売却ニーズに対応する形で複数のサイトが共存している状況です。

「その他」として分類されたサイトも11.8%あり、全体としては、複数のサイトを比較検討するユーザーの姿が浮かび上がります。

サイト名利用者数(740人 )利用率
1位:SUUMO36349.1%
2位:すまいValue18525.0%
3位:リビンマッチ10313.9%
4位:イエウール7410.0%
5位:HOME4U739.9%
6位:LIFUL HOMES628.4%
7位:at home618.2%
8位:いえカツLIFE547.3%
9位:マンションナビ466.2%
10位:おうちクラベル314.2%
11位:HOME4U土地活用304.1%
12位:オウチーノ283.8%
13位:イエイ223.0%
14位:不動産広場 不動産査定192.6%
15位:すまいステップ192.6%
16位:ズバット不動産売却182.4%
17位:不動産売却の窓口152.0%
18位:イエカレ152.0%
19位:スマイティ141.9%
20位:IESHiL131.8%
21位:マンションマーケット131.8%
22位:RE-Guide121.6%
23位:HowMa91.2%
24位:すむたす売却91.2%
その他8711.8%
  • 複数のサイトを利用している方もいるため、合計は740(100%)を超えています。
  • 利用率=利用者数/回答者数 (例)SUUMO:363/740=49.1%(四捨五入)

不動産一括査定サイト 満足度ランキングTOP7

「どのサイトを選べばいいのか迷っている…」そんな方のために、本調査結果から満足度ランキングを作成しました。

今回の調査では、実際に申し込み、利用した方の口コミをもとに集計された“満足”と“非常に満足”の割合に着目し、特に評価の高かったサイトをランキング形式でご紹介しています。

不動産一括査定サービス満足度ランキング

1位に輝いたのは、やはりSUUMO(スーモ)。圧倒的な利用者数を誇りながらも、高水準の満足度を維持している点は、サービスの品質と信頼性の裏付けと言えるでしょう。

2位には、すまいValue(すまいバリュー)がランクイン。国内大手不動産会社と連携している安心感や、比較的しつこくない対応が評価されているようです。

3位・4位にはLIFULL HOME’Sアットホームといった不動産ポータルでおなじみのサイトが続いており、認知度だけでなく実際の満足度も高いことが伺えます。

こうしたランキングを参考にすることで、はじめて不動産売却を検討する方でも安心して一括査定サイトを選ぶ事ができるのではないでしょうか。

満足度の高いサイトは、対応の丁寧さや結果の納得感にもつながっている傾向があるため、「後悔しない選択」をしたい方に特におすすめです。

なお、不動産一括査定サイトの満足度も本記事でご紹介しています。

不動産一括査定サイト満足度調査結果はこちら

サイト名満足以上の割合
1位:SUUMO(スーモ)58.4%
2位:すまいValue(すまいバリュー)51.4%
3位:アットホーム50.0%
4位:LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)※同率50.0%
5位:いえカツLIFE(いえカツライフ)36.4%
6位:リビンマッチ34.8%
7位:HOME4U(ホームフォーユー)32.1%
  • 複数の一括査定サイト利用者は、1つの一括査定サイトを選択し、その回答者の満足度に関する回答を基に集計。
  • 本ランキングは合計利用者が10以上のサイトが対象。
編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

不動産一括査定サイト 総合評価で見るおすすめランキングTOP10

不動産一括査定サイトを利用した740名へのアンケート調査に基づき、先ほどは利用率と満足度のランキングをご紹介しました。

続いて、利用率と満足度を組み合わせた総合評価による独自のおすすめランキングを、それぞれの公式サイトの特徴、評判や口コミとともにご紹介します。

不動産一括査定サイト 利用率・満足度のランキング一覧
  • 1位 :SUUMO(スーモ)- 満足度58% 利用率49%
  • 2位 :すまいValue(すまいバリュー)- 満足度51% 利用率25%
  • 3位 :at home(アットホーム) 満足度50% 利用率8.2%
  • 4位 :LIFULL HOME’S-満足度50% 利用率8.4%
  • 5位 :いえカツLIFE 満足度 36.4% 利用率7.3%
  • 6位 :リビンマッチ 満足度 34.8% 利用率13.9%
  • 7位 :HOME4U(ホームフォーユー)- 満足度32.1% 利用率9.9%
  • 8位 :イエウール 利用率10%
  • 9位 :マンションナビ 利用率6.2%
  • 10位:おうちクラベル 利用率4.2%
おすすめの不動産一括査定サイト すまいValue
総合評価
( 5 )
メリット
  • 大手仲介会社6社に一括査定依頼
  • 11万件超の売却実績(2023年度)
  • 最短60秒で一括査定依頼

1位:SUUMO(スーモ)- 満足度58% 利用率49%

SUUMO 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

SUUMO(スーモ)は、リクルートが運営し多様なサービスを展開する総合不動産情報サイトです。

新築マンション・一戸建て、中古物件、賃貸、土地、リフォームなど、不動産に関するあらゆるジャンルを網羅しており、ユーザーの様々なニーズに対応しています。

また、SUUMOはテレビCMやインターネット広告でも頻繁に目にする機会があり、不動産を検討するユーザーにとって「最初に思い浮かぶポータルサイト」としての立ち位置を築いています。

その圧倒的なブランド力と信頼感から、今回の調査でも利用者数が最多となりました。

査定サービスにおいても、提携している不動産会社は全国に多数あり、利用者は一括で複数社へ無料査定依頼が可能。大手をはじめ中小の地域密着型の両方の会社が含まれており、安心して比較・検討できるのが特徴です。

利用者の満足度と考察

「SUUMOを使った」というだけで安心感を持つユーザーも多く、ブランド信頼度が満足度につながっていることがうかがえます。
特に「査定の手続きがスムーズだった」「親切な担当者だった」など、安心して取引を進められたという声が目立ちます。

① 利用者数が圧倒的に多い

SUUMOの利用者は363件と、他のサイトと比較しても圧倒的に多く、圧倒的な認知度・利用率を誇っていることが分かります。SUUMOが不動産ポータルサイトとして広く知られていることが背景にあると考えられます。

② 満足度が高い

「満足」「非常に満足」を合わせた満足度は約58.4%と、他社と比べてかなり良好です。特に「満足」の割合が高く、利用者の期待を大きく上回るというよりは、「想定通り・安心できた」という堅実な評価が多いことが見て取れます。

③ ネガティブ評価が少なめ

「不満」「非常に不満」はわずか11件(全体の約3.5%)で、不満層が非常に少ないのも特徴的です。これは、サービスの質に加え、紹介される不動産会社や対応スタッフのレベルが安定していることを示している可能性があります。

利用者の声・口コミ

全体的に「対応の早さ」「信頼性」「安心感」「担当者の対応の良さ」に対する評価が多く見られました。SUUMOが持つブランド力や大手ならではの安心感が利用者の評価に繋がっている印象です。

  • 「知名度が高く、安心して利用できる点が良かった」
  • 「信頼性、安心感があります」
  • 「対応が良く、高く売ることができた」
  • 「担当者のスキルが高く、満足のいく結果が得られた」
  • 「迅速な対応で好感が持てた」
  • 「使い勝手が良かったので使って良かった」
  • 「接客の対応も良くスピーディーに対応していただいたので相談したい気になった」
  • 「担当の方が、親身になって相談に応じてくださいました。」

▼「SUUMO」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ2,000社
同時査定依頼可能数最大10社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、一戸建て、土地
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2009年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済、運営会社にて掲載情報のチェックを実施
サービスサイトURLhttps://suumo.jp/baikyaku/

2位:すまいValue(すまいバリュー)- 満足度51% 利用率25%

すまいValue 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

不動産仲介大手6社(三井不動産リアルティ(三井のリハウス)、住友不動産ステップ(すみふの仲介 ステップ)、東急リバブル、野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+(PLUS))、小田急不動産、三菱地所ハウスネット(三菱地所の住まいリレー))が共同で運営する大手のみに依頼できる唯一の一括査定サイト

特に「大手のみが参加していることへの安心感」「比較のしやすさ」「スムーズな査定取得」といった声が多く、初めて不動産売却を検討するユーザー層との相性が良いと考えられます。

また、アンケート結果の「査定する会社がそれぞれポリシーを持ったきちんとした不動産会社だったこと」「売却を前提としない査定依頼でも親切だった」といったコメントからは、対応力や誠実さに対しても一定の信頼を得ていることが分かります。

このことから「すまいValue」は、信頼できる不動産会社とのマッチングを重視したい人にとって非常に有力な選択肢と言えます。

システムとしての利便性と、対応する企業のブランド力を兼ね備えており、安心感を重視する層に特に支持されていることが明らかです。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

利用者の満足度

すまいValueを利用した人の半数を超える約51.4%が「非常に満足」または「満足」と回答しています。

一方で「普通(3)」の評価も46件と多く、全体の約42%を占めているため、特別な感動はなかったが「可もなく不可もなく」という中立的な評価も見受けられますが、不満と回答した割合は少なく全体的に利用者の評価は高いと言えます。

① 大手不動産会社への信頼が満足度の源泉に

すまいValueは、住友不動産ステップ、東急リバブル、三井不動産リアルティ、野村不動産ソリューションズ)など大手不動産会社のみが参加している無料一括査定サイトです。そのため、

  • 「大手だけだったので、安心できた」
  • 「地域の信頼できる業者を紹介してくれた」

といった信頼性や安心感に言及した声が多く、評判の良さに直結していると考えられます。

② 比較性・使いやすさが評価ポイント

  • 「まとめて想定査定額を知ることができた」
  • 「一度に数社の見積もりが取れた」
  • 「査定の比較が簡単にできた」

といったコメントからは、サイトの操作性や利便性の高さも評価されていることが分かります。特に、「はじめて不動産を売却する人」にとっては、使いやすいサイトのようです。

③ 一部では“期待値との差”も

約42%の利用者が「普通」と答えています。大手が揃っているサイトであるがゆえに、「もっと積極的な提案があるのでは」などと期待値が高く、結果として“普通”だと感じた可能性があります。

また、一部では

  • 「査定数が少なかった」
  • 「返信が少なかった」

といった声もあり、地域や物件の特性により対応に差が出ることも影響していると考えられます。

利用者の声・口コミ

  • 「大手だけだったので、安心できた」
  • 「4社の担当者と会い、比較できた。実際査定価格にも相当の差があり、うまく話が進んだ」
  • 「査定結果の連絡が早く、見積もり依頼までの時間が短かった」
  • 「担当者が誠実だった」
  • 「複数の大手不動産会社と接することができた」
  • 「登録企業が大手ばかりで安心できた」

公式サイトで利用者の口コミを見る(クリックで表示)

▼「すまいValue」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数6社(835店舗)
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、広島、岡山、福岡、佐賀、熊本
対応不動産種別マンション、一戸建て、土地、マンション一棟、ビル一棟、アパート一棟
サービス利用者数年間取引数11万件以上
サービス運営開始年(時期)2016年
セキュリティ対策状況各社プライバシーポリシーに則って厳格に運営
サービスサイトURLhttps://sumai-value.jp/

3位:at home(アットホーム) 満足度50% 利用率8.2%

アットホーム 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

アットホームは、アットホーム株式会社が運営する不動産情報サイトで、全国の不動産会社が登録する物件情報を一括で検索・比較できる大手ポータルサイトです。

不動産売買に関する無料一括査定サービスも提供しており、住まいを売りたい人と信頼できる不動産会社をつなぐ役割を担っています。

また、アットホームはテレビCMやインターネット広告などで頻繁に露出があり、全国的に高い認知度を誇るメディアブランドです。

その安心感から、初めて不動産売却を検討するユーザーにも広く利用されています。

利用者の満足度

​満足度割合が50.0%と利用者の半数が満足以上の評価をしており、特に「思っていた金額より高く売れた」「スタッフが親切丁寧だった」といったコメントが見受けられます。

​一方で、「普通」と評価した利用者も多く、ばらつきがあります。

利用者の声・口コミ

  • 「思っていた金額より高く売れました。とても丁寧な説明で分かりやすかったです」
  • 「対応してくれたスタッフの方がとても親切丁寧なのでとてもよかったです」
  • 「査定が早かった」
  • 「信頼できる業者を紹介いただいた」
  • 「業者の信頼度がある程度読めた」​

▼「アットホーム」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数2,534社
同時査定依頼可能数非公開
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、一戸建て、土地、一棟マンション、アパート
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2009年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済
サービスサイトURLhttps://www.athome.co.jp/assess/

4位:LIFULL HOME’S-満足度50% 利用率8.4%

LIFULL HOME’S 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)は、株式会社LIFULL(ライフル)が運営する総合不動産情報サイトです。
掲載物件数は業界最大級で、新築・中古住宅、賃貸、土地、マンション(1室)、収益物件(一棟マンション、アパート、区分所有)、倉庫や工場などあらゆる不動産に対応しています。

不動産一括査定サービスでは、物件情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に無料で査定依頼が可能です。

売却検討者にとっては、各社の査定額や対応を比較できるため、納得のいく売却を目指す上で有用な仕組みとなっています。

また、LIFULL HOME’SはテレビCMやWeb広告でも広く認知されており、SUUMOと並ぶ日本を代表する不動産ポータルサイトのひとつとして、全国の利用者から親しまれています。

利用者の満足度

① 業界大手ならではの「安心感」が支持されている

ポータルサイトとしての圧倒的な知名度や豊富な物件情報、わかりやすい操作画面など、長く運営されてきた中で培われた安心感が、満足度の高さにつながっているようです

② 満足度は50%と中程度、ただし不満も一定数

非常に満足・満足を合わせた満足度は50%と高めの水準ですが、一方で不満・非常に不満を合わせた割合も約17%あり、一部で対応に不満を感じた利用者がいたことがうかがえます。

③ 評価が分かれる=提携業者のばらつき?

LIFULL HOME’Sは全国の多様な不動産会社と提携しているため、会社ごとの対応力や地域差が体験に影響を与えている可能性もあります。

サイト全体としての機能性や評判は高くても、査定を担当する個別企業の対応が評価を左右していると考えられます。

利用者の声・口コミ

  • 「簡単に複数社から見積もりをもらえて便利だった」
  • 「一社だけ対応がしつこく、印象が悪かった」
  • 「知名度のあるサイトなので安心して使えた」
  • 「メール対応が希望だったが電話が多かった」
  • 「比較できてよかったが、どこも似たような金額だった」

▼「LIFULL HOME’S」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数4,781社
同時査定依頼可能数最大10社
対象エリア全国
対応不動産種別一戸建て、土地、マンション、投資用(一棟物件)、投資用(区分所有)、倉庫・工場
サービス利用者数累計1,000万人突破
サービス運営開始年(時期)1997年※サイト運営開始
セキュリティ対策状況国際規格 ISO/IEC27001 および国内規格 JIS Q27001認証、厳重な情報管理体制を徹底
サービスサイトURLhttps://www.homes.co.jp/satei/

5位:いえカツLIFE 満足度 36.4% 利用率7.3%

いえカツLIFE 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

いえカツLIFEは、株式会社サムライ・アドウェイズが運営する不動産一括査定サイトで、仲介・業者買取・リースバックの3つの売却方法に対応しているのが大きな特徴です。

最大6社の不動産会社に一括で無料査定依頼が出来るため、複数の売却プランを比較しながら、自分に最適な方法を選ぶことが可能です。

分譲マンションや戸建て、土地のほか、再建築不可物件や借地権付き不動産など特殊な物件にも対応しており、幅広い物件の査定が可能です。

また、相続・離婚・借金など複雑な事情を抱える方への支援として、法律相談や専門性の高い不動産会社との連携も行っています。弁護士に無料で相談できるサービスも提供しています。

対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府と限られていますが、都市部中心にスピーディかつ安心した売却をサポートするサイトです。

利用者の満足度

​満足度は​36.4%で、特に「普通」と中立な評価をする声が多くなっています。

回答数・​コメント数が少なく、具体的な評価が難しい部分がありますが、利用者からは一定の満足が得られている様子がうかがえます。

利用者の声・口コミ

  • 「真摯な対応だった」

▼「いえカツLIFE」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数800社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、大阪府、兵庫県
対応不動産種別分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート、一棟マンション、投資マンション(1R、1K)、再建築不可物件、借地権、底地
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2012年※運営会社設立
セキュリティ対策状況ポリシーに則った情報管理
サービスサイトURLhttps://iekatu-life.com/

6位:リビンマッチ 満足度 34.8% 利用率13.9%

リビンマッチ 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

「リビンマッチ」は、リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所メイン市場の重複上場)が運営する不動産一括査定サイトです。

2006年のサービス開始以来、全国の不動産会社と提携し、ユーザーが一度の入力で最大6社の不動産会社候補に無料査定依頼を送ることができます。​

これにより、複数の査定結果を比較し、最適な売却先を選択することが可能です。

任意売却やリースバック・土地活用・管理・建築・修繕まで不動産に関わる幅広いジャンルで対応することができることも特徴です。

​また、査定依頼は完全無料で、オンライン上で簡単に手続きが完了します。​提携している不動産会社は2,200社以上にのぼり、全国各地の物件に対応しています。​

さらに、情報セキュリティ対策としてプライバシーマークを取得しており、個人情報保護を徹底しています。

利用者の満足度

今回の調査における満足度(非常に満足+満足)の割合は34.8%と、他サイトと比較して高めの結果となっています。

66件中37件(約56%)が「普通」と回答しており、満足・不満のどちらにも振り切れていない“中間評価”も目立ちます。

これは、サービス自体に大きな不満はないものの、「特別良かったと感じる点が少なかった」「可もなく不可もなく」と感じるユーザーの存在を示しています。

利用者の声・口コミ

  • 「いくつか査定してもらったが、売れにくい地域だったため、大手の不動産会社は断ってきた。最終的にこの地域に強い不動産会社が見つかったのがここ」
  • 「紹介された不動産会社がいずれも地域密着型で相場観や売り先にノウハウを感じられた」
  • 「契約した不動産会社はリビンマッチからではなかったが、対応が良く紹介数も多かったのでリビンマッチが満足できた」
  • 「対応の良い不動産会社が見つかりました」
  • 「数社に対し見積もり依頼までの時間が短かった」
  • 「対応が早かった」
  • 「メールでのやり取りを希望したらそのようにできた」
  • 「早め早めの対応でスムーズに進めることができました」
  • 「熱心な不動産会社が見つかった」
  • 「ネットで査定がやりやすかったところ」

▼「リビンマッチ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数1,700社以上
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、投資マンション、一棟ビル、区分所有ビル、店舗、工場、倉庫、農地
サービス利用者数累計440万人以上、年間24万件超の査定依頼
サービス運営開始年(時期)2006年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済、個人情報の保護を徹底管理
サービスサイトURLhttps://www.lvnmatch.jp/sell/

7位:HOME4U(ホームフォーユー)- 満足度32.1% 利用率9.9%

HOME4U 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

「HOME4U」は、NTTデータグループが運営する不動産情報ポータルサイトで、2001年に日本初の不動産一括査定サイトとして開始されました。不動産一括査定サイトにおいては老舗のポータルサイトです。​

全国の有力不動産会社と提携し、ユーザーが一度の入力で申し込むと最大6社に査定依頼を送ることができます。​これにより、複数の査定結果を比較し、最適な売却先を選択することが可能です。

​また、査定依頼は完全無料で、オンライン上で簡単に手続きが完了します。​提携している不動産会社は2,500社以上にのぼり、全国各地の物件に対応しています。​

さらに、プライバシーマークを取得しており、個人情報の保護を徹底しています。

利用者の満足度

① 満足度は3割程度と高め

満足・非常に満足を合わせた割合は32.1%と、他の査定サイトと比較しても高めと言えます。

28件中17件が「普通」と回答しており、約61%が可もなく不可もないと感じていることが分かります。

これは、サービス体験自体に大きな問題がない反面、「積極的なサポート」「際立った提案」などを期待したユーザーにとってはやや物足りなかった可能性を表しています。

不満・非常に不満の割合は低く(7.1%)安心して利用できるサイトと考えることができます。

② 安心感と信頼性が魅力のサイト

運営がNTTデータグループという点で、情報の取り扱いやサービス品質への信頼が厚く、初めて不動産を売却するユーザーにも選ばれやすい傾向があります。

利用者の声・口コミ

  • 「スムーズに対応してくれる会社に出会えた」
  • 「一括で比較できるのは便利だった」
  • 「信頼できる大手企業が多くて安心だった」
  • 「メールで連絡希望と書いたのに電話が来た」
  • 「複数社から返信が来たが、一部しつこい対応があった」

▼「HOME4U」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ2,500社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、一戸建て、土地 ほか
サービス利用者数累計利用者数2,300万人
サービス運営開始年(時期)2001年
セキュリティ対策状況業界大手のNTTデータグループ会社が運営し、官公庁や銀行などにも選ばれている優れたセキュリティシステムで管理
サービスサイトURLhttps://www.home4u.jp/sell/

8位:イエウール 利用率10%

イエウール 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

「イエウール」は、株式会社Speeeが運営する不動産一括査定サイトです。​全国の不動産会社と提携し、ユーザーが一度の入力で最大6社に査定依頼を送ることができます。

​これにより、複数の査定結果を比較し、最適な売却先を選択することが可能です。

​また、査定依頼は完全無料で、オンライン上で簡単に手続きが完了します。​提携している不動産会社は2,600社以上にのぼり、全国各地の物件に対応しています。

​さらに、利用者からのクレームの多い悪質な業者を契約解除し排除するシステムを導入しており、安全に利用できる環境が整っています。​

利用者の満足度

イエウールは、全国2,600社以上の不動産会社と提携する大規模な一括査定サイトとして知られていますが、今回の調査では回答の約3分の2にあたる65.5%(19件)が「普通」と回答しており、「可もなく不可もなく」と感じたユーザーが多いことがうかがえます。

これは、サイトの仕組みや利便性はおおむね高く評価されているものの、個別の不動産会社の対応や査定内容に強い満足感を得られなかったことを示している可能性があります。

しかしながら、利用率に関してはSUUMO、すまいValue、リビンマッチに続く第4位となっており、多くの方に利用されている代表的な不動産一括査定サイトであるといえます。

利用者の声・口コミ

  • 「思っていたより簡単に出来た」
  • 「複数の不動産会社を比較することができた」
  • 「大体の売却価格が分かった」
  • 「対応が丁寧で好感が持てた」
  • 「初めての不動産査定で不安だったが、わりとスムーズに査定してもらえてよかった」

▼「イエウール」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数2,000社以上
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別一戸建て、分譲マンション、土地、一棟アパート、一棟マンション、区分マンション(収益)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル一室)、店舗、工場、倉庫、農地
サービス利用者数月間33,000人突破
サービス運営開始年(時期)2014年
セキュリティ対策状況個人情報を適切に管理し、クレームが多いなどの悪徳企業を排除
サービスサイトURLhttps://ieul.jp/

9位:マンションナビ 利用率6.2%

マンションナビ 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

マンションナビは、分譲マンションに特化した一括査定サイトです。だからこそマンション売却が得意な不動産会社と出会えます。

売却査定6社+賃貸査定3社の最大9社に一括で無料査定依頼ができ、エリアや物件特性に合った「売却に強い不動産会社」とマッチングできます。マンションを貸して賃料収入を得たい場合、賃貸中で管理会社を見直したい場合にも利用できます。

マンションナビの特徴は、自社で豊富なマーケティングデータを持っており、利用者にも相場情報を提供している点です。

不動産業者に対するコンサルティング業務も行っており、提携している不動産会社は全国2,500社以上。厳しい審査基準をクリアした信頼性の高い企業のみを紹介しているため、安心して売却活動が始められます。

① 匿名OK!AIで瞬時に相場がわかる

簡易ネット査定シミュレーションでは、マンション名や所在地を入力するだけで、過去の取引データをもとにAIが即座に価格相場を提示。電話番号やメールアドレスの入力なく匿名で相場を知ることが出来るので、営業電話が心配な方も安心して試すことができます。

また、登録不要で14万棟以上のマンション価格相場を閲覧可能。会員登録すれば、販売履歴や価格推移の確認、査定書のメール送付など、より詳細な情報も手に入ります。

② 売却を“成功”に導くサポートツールが充実

マンションナビでは、売却をより確実に進められるよう、以下のような無料シミュレーションツール・サポートツールを提供しています。

  • 売り時シミュレーター:相場や市場動向から、売却の最適なタイミングを提案
  • 売却費用シミュレーター:仲介手数料や税金など、実際にかかる費用を試算
  • あなた専用の査定書をメールで受け取り(会員限定)

③ 利用者満足度も業界トップクラス!4冠を達成

マンションナビはサイト比較イメージ調査では、以下の4部門でNo.1を獲得しています。これらの実績は、多くの利用者にとって「安心」「納得」「満足」できる売却体験が実現している証拠です。

  • 初めての方におすすめできる
  • 売却価格満足度が高い
  • 不動産売却経験者がおすすめする
  • 知人に紹介したい

利用者の満足度

マンションナビの利用者満足度は、今回の調査では28.6%(満足と非常に満足の合計)という結果でした。

「非常に不満」と回答した方はわずか1件で、強い不満の声はほとんど見られませんでした。このことから、サイトとしての安心感や安定性は一定程度担保されていると考えられます。

なお、今回の回答数は7件と少数のため、今後調査を進めデータを集めることで、より詳細な傾向が見えてくる可能性があります。

現時点では、利用者の満足度には個人差があるものの、基本的には安定したサービス体験が提供されていると言えるでしょう。

利用者の声・口コミ

  • 「売れた」
  • 「担当された不動産会社がとても良くて、3ヶ月で売却ができた」

▼「マンションナビ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数2,500店舗
同時査定依頼可能数最大9社
対象エリア全国
対応不動産種別中古分譲マンション
サービス利用者数累計利用者数1,000万人突破
サービス運営開始年(時期)2011年(旧サイトは「東京マンションナビ」)
セキュリティ対策状況クレームが多かったり不適切と判断した不動産会社の利用は停止するなどしている
サービスサイトURLhttps://t23m-navi.jp/

10位:おうちクラベル 利用率4.2%

おうちクラベル 不動産一括査定サイトのトップページ
サイト概要

信頼性の高い運営企業

おうちクラベルは、東証プライム上場企業であるSREホールディングス株式会社(旧ソニー不動産株式会社)が運営しています。​

同社はソニーグループの一員であり、テクノロジーを活用した不動産サービスの提供に定評があります。​このような背景から、利用者は安心してサイトを利用できます。 ​

また、おうちクラベルでは不動産業界では数少ないエージェント制度を取り入れています。

「両手仲介」が一つの仲介会社が売主・買主両方を担当し、双方から仲介手数料を得られる方式である一方、売主のみを担当する「片手仲介」方式を採用しているのが、おうちクラベルのエージェント制度の特徴です。

この制度は、売主にとって、売主側に寄り添った売却活動を行ってくれるというメリットがあります。

高精度なAI査定と比較検討のしやすさ

おうちクラベルでは、物件情報を入力するだけで、AIが即座に査定価格を提示します。

​このAI査定は、膨大なデータと機械学習を活用しており、精度の高い価格推定が可能です。さらに、複数の不動産会社からの査定結果とAI査定を比較することで、適正な売却価格の判断がしやすくなります。 ​

最大15社への一括査定依頼が可能

おうちクラベルでは、一度の入力で最大15社の不動産会社に査定を依頼できます。​これは他の一括査定サイトと比較しても多く、より多くの選択肢から最適な不動産会社を選ぶことができます。

提携している不動産会社は、厳選された実績豊富な優良企業ばかりで、安心して査定を依頼できます。

利用者の満足度

  • 満足度66.7%は全体でも上位の水準であり、少数の回答ながら評価は非常に良好です。
  • 特に、「非常に不満」が0件で、「不満」もわずか1件と、否定的な評価がほぼ見られない点が安心感につながります。

今回の調査では回答数が9件と少ないため、今後調査を続けデータが集まることで、より客観的な評価が可能になると考えられます。

▼「おうちクラベル」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ2,000社
同時査定依頼可能数最大15社
対象エリア全国
対応不動産種別分譲マンション、土地、戸建て、一棟マンション、アパート、その他建物
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2015年
セキュリティ対策状況東証プライム上場企業(SREホールディングス)による運営、厳格な情報管理
サービスサイトURLhttps://realestate-od.jp/

【テーマ別】TOP10以外でおすすめの不動産一括査定サイト

今回のアンケートでは惜しくもTOP10に入らなかったものの、おすすめの不動産一括サイトをテーマ別にご紹介します。

テーマ別おすすめ不動産一括査定サイト一覧
🔍
登録会社数が多いサービス
とにかく多くの会社を比較したい方に
  • イエイ
  • スマイティ
  • ズバット不動産
🏘️
地域密着・厳選型サービス
担当者の質やエリアの知見を重視したい方に
  • オウチーノ
  • HowMa
  • 不動産広場 不動産査定
  • 不動産売却の窓口
  • すまいステップ
🏢
マンション特化サービス
マンション売却に強いサービスを選びたい方に
  • IESHiL
  • すむたす売却
  • マンションマーケット
💼
投資用・事業用に強いサービス
収益物件・土地活用などを検討している方に
  • HOME4U 土地活用
  • RE-Guide
  • イエカレ

【登録会社の多さで選ぶ】おすすめの不動産一括査定サイト3選

おすすめ不動産一括査定サイトを連想させるイラスト。スマートフォンの画面に複数のビルアイコンが並び、周囲に家とビルの模型が10棟配置され、青い背景上で白いラインが各物件をスマホに接続している様子

それではここからは、2025年3月現在インターネット上でサービス提供中となっている様々な不動産一括査定サイトをご紹介していきます。

まずは、サイトに登録している(提携されている)不動産会社が1,500社以上となっている、登録会社の多い一括査定サイトをピックアップします。

「イエイ」株式会社じげん

東証プライム上場の株式会社じげんが運営する不動産一括査定サイト「イエイ」は、利用者が納得できる査定と安心して売却できる環境を重視し、優良企業と提携してサービスを提供しています。

断りづらい場合に代行してくれる「契約お断り代行」など独自機能も特徴。2007年のサービス開始以来の豊富な実績を活かし、利用者の円滑な売却活動をサポートしています。

「イエイ」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 不動産会社によって価格の開きがあるので、一度の入力で数社に依頼ができ、比較検討できるのはとても助かる
  • 時間がなくても手間なく依頼ができる点がよかった
  • 価格だけでなく不動産会社担当者の人柄も比較検討できたので、最終的に信頼の置ける一社に出会うことができてよかった

▼「イエイ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ1,700社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別分譲マンション、一戸建、ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、工場、倉庫、店舗、事務所、土地、農地、畑、田んぼ、山林
サービス利用者数累計400万人以上
サービス運営開始年(時期)2007年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済、常にセキュリティ対策を最新の技術で強化
サービスサイトURLhttps://sell.yeay.jp/

「スマイティ」株式会社カカクコム

東証プライム上場の株式会社カカクコムが運営する不動産一括査定サイト「スマイティ」は、暮らしやエンタメなど幅広い情報サービスを展開する同社のノウハウを活かした使いやすさが特徴です。

売却までの流れをステップごとにわかりやすく解説しており、初めての人でも必要な知識をスムーズに理解できます。注意点や押さえるべきポイントも丁寧に説明されているため、安心して査定依頼へ進めます。

「スマイティ」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 何社も比較できたことで査定価格に大差が出ることがわかり、相場を知ることができて助かった
  • 時間があまりない状況で利用したが、依頼をして翌日すぐに査定結果が届き、目的にかなった業者を選ぶことができて良かった
  • 複数社比較をすることで、好条件な不動産会社を見つけることができる
  • 情報入力が数分で出来て簡単だったこともよかった

▼「スマイティ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ2,500社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、一戸建て、土地、ビル一室、店舗、事務所、倉庫、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2008年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済、厳しい運営管理基準に基づいた運営
サービスサイトURLhttps://sumaity.com/sell/

「ズバット不動産売却」株式会社ウェブクルー

保険の見直しや引越し見積もり比較など、生活関連の比較サービスを展開する株式会社ウェブクルーが運営する「ズバット不動産売却」は、約1分の入力で査定依頼できる手軽さが特徴です。

提携先は選び抜かれた不動産会社に限られ、担当者の資格や実績、迷惑営業の有無まで独自基準で審査。利用者の利益を最優先する姿勢は、サイトの使いやすさや分かりやすい構成にも反映されています。

「ズバット不動産売却」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 売却前にしなければいけないことなど具体的な情報をサイトのコンテンツで得られたので、スムーズに手続きができた
  • 自分の希望条件とぴったりマッチした査定が出たので契約する決め手になった
  • 不動産担当者が細やかな連絡をくれたことや、誠実な対応内容に好感が持てた
  • 査定依頼後に送ってくれた資料も情報が充実していてわかりやすかった

▼「ズバット不動産売却」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数約800社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、戸建て、土地、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟
サービス利用者数運営サービス累計利用者数2,000万人以上
サービス運営開始年(時期)2020年
セキュリティ対策状況ISO27001 取得、万全の保護体制下で個人情報を管理
サービスサイトURLhttps://zba.jp/real-estate/

【厳選型・地域密着で選ぶ】おすすめ不動産一括査定サイト5選

地域密着の不動産一括査定をイメージしたイラスト。木製テーブル上に日本地図が置かれ、家アイコン付きの赤いピンが7か所に立つ。中央のピンを虫眼鏡が拡大し、地図の周囲には戸建てやビルの模型が配置されている

続いて、登録(提携)されている不動産会社は比較的少な目となるものの、独自の審査基準で厳選されていたり、地域密着型の不動産会社が多く登録されていたりといった特徴を持つ一括査定サイトをピックアップしてご紹介します。

「オウチーノ」株式会社くふう住まい

注文住宅やリノベーションのメディア運営など住まい領域で実績を持つ、東証グロース上場の株式会社くふう住まいが運営する不動産一括査定サイト「オウチーノ」。大手だけでなく地域密着型の不動産会社とも提携し、利用者が希望に合う業者と出会える点が特徴です。

相続・税金の基礎知識から高く売るコツ、失敗・成功事例まで、売却に役立つコラムが豊富で情報収集にも最適です。

「オウチーノ」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 知名度の高さもあり、使いやすいサイトで気軽に利用できる点がよかった
  • 不動産会社に自分で相談に出向くことに躊躇していたが、一括査定を利用したことで机上査定での価格がわかり、便利だった
  • 売却活動に割く時間がなかなかとれない時にも、担当者が手際よく対応してくれたので助かった
  • 地価変動を踏まえた、時代の傾向に沿った査定をしてくれるので信頼できた

▼「オウチーノ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ2,100社
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別分譲マンション、一戸建て、土地、一棟マンション・アパート、区分マンション(収益物件)、倉庫、工場、店舗、事務所、一棟ビル、ビル一室
サービス利用者数月間100万人以上
サービス運営開始年(時期)2003年
セキュリティ対策状況マネジメントシステム・情報セキュリティに関して定期的なレビューと改善を実施
サービスサイトURLhttps://o-uccino.com/front/sell/

「HowMa(ハウマ)」株式会社コラビット

革新的AIで不動産業界の変革を目指す株式会社コラビットが運営する「HowMa」は、代表の売却経験をもとに生まれた“AI×不動産会社”の査定サービスです。

大量データを処理するAIの精度と、実務経験を持つ不動産会社の判断を組み合わせ、相場変動にも対応した実用的な査定を提供。AIによる推定価格機能だけでも、売却タイミングの検討に役立つ最新情報を得られます。

「HowMa(ハウマ)」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • AI査定で匿名でも依頼可能なので、気軽に利用することができた
  • 価格の概算だけも取り急ぎ知りたいと思った時に、AI査定ですぐ結果が出るのは便利
  • チャットで連絡が取れて、オンラインで完結する査定サービスは、ストレスを感じず利用出来て良い
  • 不動産売却に適したタイミングを常にチェックできるので売りどきがわかりやすい

▼「HowMa」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数2,500社以上
同時査定依頼可能数最大6社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、戸建て、土地
サービス利用者数会員数10万人突破※2025年4月時点
サービス運営開始年(時期)2015年(2022年にリニューアル)
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済
サービスサイトURLhttps://www.how-ma.com/

「不動産広場 不動産査定」株式会社不動産広場

株式会社不動産広場が運営する「不動産広場 不動産査定」は、代表が21年以上の業界経験と豊富なネットワークを活かして展開するサービスです。

買主向けには元付・売主物件のみを掲載するなど独自性が高く、査定でも一律相場に頼らず物件ごとの価値を丁寧に評価します。

担当者写真の公開など安心して利用できる工夫も充実。サイト内の売却事例は相場傾向の把握にも役立ちます。

「不動産広場 不動産査定」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 他サイトでは金額に納得いかず、このサイトを利用したところ、地元の不動産会社が納得のいく査定額を提示してくれた
  • 地域密着型の不動産会社なだけあり、担当者がその場所の情報に精通していて安心して任せることができた
  • 地元の人に購入してほしいと思ったので、地域密着型のサイトを選んだ
  • 大手の不動産会社と地域密着型の不動産会社を比較検討しながら売却を決める人に良いと思う

▼「不動産広場 不動産査定」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数70社以上
同時査定依頼可能数最大10社
対象エリア全国(特に都市部に注力)
対応不動産種別分譲マンション、一戸建、ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、土地、店舗、事務所、工場、倉庫
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2014年(2013年にプレオープン)
セキュリティ対策状況個人情報保護に関する法令遵守の徹底
サービスサイトURLhttps://www.fudosan-hiroba.co.jp/sell

「不動産売却の窓口」リビン・テクノロジーズ株式会社

リビン・テクノロジーズ株式会社が運営する「不動産売却の窓口」は、不動産プラットフォーム事業を展開する同社によるサービスです。

前出の「リビンマッチ」と同じ運営元ながら、さらに独自の審査基準を設け、大手から地域密着型まで厳選した不動産会社のみと提携している点が特徴。納得の売却を支援するほか、条件を満たすと祝い金が受け取れる独自特典も好評です。

「不動産売却の窓口」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 様々なタイプの不動産に柔軟に対応してもらえることが魅力
  • 一括査定のレスポンスが早く、個々の不動産会社を自分で調べる手間が省けた
  • 大手だけでなく地域密着型の不動産会社とも提携されており、地方の物件にも応していて安心だった
  • 他社にはない祝い金などのサービスもあり、差別化されていて良いと思う

▼「不動産売却の窓口」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数1,000社以上
同時査定依頼可能数非公開
対象エリア全国
対応不動産種別分譲マンション、戸建て、一棟アパート、一棟マンション、投資マンション(1R、1K)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル1室)、店舗、工場、倉庫、土地、農地
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2017年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済
サービスサイトURLhttps://madoguti.jp/

「すまいステップ」株式会社Speee

「イエウール」と同じく株式会社Speeeが運営する本サイトは全国対応ながら提携社数は少なめで、都市部に強い傾向があります。

その一方で、宅建士資格の保有や5年以上の営業経験、高値売却の実績など、担当者レベルまで踏み込んだ厳しい審査基準を設け、優良企業のみと提携している点が特徴。担当者の質や実績を重視して売却先を選びたい人に適したサービスです。

「すまいステップ」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 親切で対応の早い不動産会社と出会えて、交渉力も高く、満足のいく売却が実現できた
  • 利用者の側に立った親身な対応をしてくれる
  • 実績、経験豊富で熱心な担当者に出会えて安心できた
  • 詳しい資料や価格の根拠を提示してもらえ、参考になった

▼「すまいステップ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数2,000社以上
同時査定依頼可能数最大4社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション一棟、アパート一棟、一戸建て、ビル一室、ビル一棟、店舗、事務所、倉庫、土地
サービス利用者数累計査定依頼数20万件突破
サービス運営開始年(時期)2020年
セキュリティ対策状況SSL暗号化
サービスサイトURLhttps://sumai-step.com/

【マンション特化】おすすめ不動産一括査定サイト3選

マンション特化の不動産一括査定をイメージしたイラスト。木目のテーブル上に置かれたタブレットの画面に4棟のマンションアイコンが並び、虫眼鏡で中央のマンションを拡大。タブレット周囲には青系トーンのマンション模型が立ち、背景にビル群のシルエットが淡く描かれている

こちらでは、「マンションの売却」に特化した一括査定サイトを3つご紹介します。

いずれもマンションの査定サービスとして長年実績を積んでいるサイトであり、提携されている不動産会社もマンションの取引に長けている可能性が高いことから、実際の売却価格と大きな食い違いのない一次査定を得られる期待も高まります。

「IESHiL(イエシル)」株式会社リブセンス

東証プライム上場の株式会社リブセンスが運営する「IESHiL」は、マンション特化型の不動産査定サイトです。対応エリアは1都3県に限定されていますが、首都圏の豊富なデータを活かし、短時間で精度の高い査定結果を提示できます。

宅建士資格保有者や査定経験10年以上のアドバイザーによる無料相談も提供し、悪質業者を排除した透明性の高い売却サポートを行っています。

「IESHiL(イエシル)」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 簡単に情報収集できるため、今すぐ売却予定がなくても、将来的なことを視野に入れながら活用するのでもいいと思う
  • 客観的かつ丁寧なアドバイスがもらえて良かった
  • 無理な営業や売却を迫ることもされず、利用者に寄り添った対応をしてもらえた
  • 売却以外の情報提供もあり、役に立った

▼「IESHiL」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ450社
同時査定依頼可能数3社
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
対応不動産種別マンション
サービス利用者数累計およそ150万人
サービス運営開始年(時期)2015年
セキュリティ対策状況ユーザー個人認証方式により適正な情報管理を実施
サービスサイトURLhttps://www.ieshil.com/

「すむたす売却」株式会社すむたす

不動産売買・再生事業を手がけ、個人が住まいを売買しやすい環境づくりをミッションとする株式会社すむたむが運営する「すむたす売却」は、首都圏・関西・東海エリアのマンション特化型査定サービスです。

AI査定で手軽に価格を確認でき、仲介手数料や複雑な交渉の負担も不要。利用者の希望に合わせたスケジュールで売却を進められる点が高く評価されています。

「すむたす売却」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 他社に比べて一番高く査定額を出してもらえたので即決できた
  • 訪問査定なし、AI査定のみで価格がわかりネットで完結するので、他社との比較がしやすかった
  • 査定担当者のマンション売却の知識が豊富だったので任せやすかった
  • こういったWebサービスには疎かったが、サイト上の分かりやすい入力のみで手間がかからずスムーズに査定依頼ができて、売却まで進められたのでよかった

▼「すむたす売却」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数非公開
同時査定依頼可能数AI査定
対象エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県
対応不動産種別分譲マンション(居住用、40㎡以上130㎡未満)※個別の状況により対象外となる物件もあり
サービス利用者数非公開(累計査定数54,000件以上※2025年11月現在)
サービス運営開始年(時期)2018年
セキュリティ対策状況安全な個人情報管理体制を構築・運用
サービスサイトURLhttps://sumutasu.jp/

「マンションマーケット」株式会社マンションマーケット

中古マンション売買を支援するメディアを運営する株式会社マンションマーケットの査定サイトは、全国の優良企業のみと提携し、大手から地域密着型まで幅広い不動産会社の中から理想の売却先を見つけられる点が特徴です。

サイトには売却事例の体験談、売却の流れ、成功のポイント、費用に関する知識など充実したコラムも掲載され、情報収集しながら安心して査定に進めます。

「マンションマーケット」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • ネットに出回らないリアルな売却情報や事例を得ることができて参考になった
  • マンションマーケットは自分でお願いしたい担当者を選べるので、実績のあるベテランの方に依頼することができて良かった
  • こちらの希望を尊重し、満額で売れるよう尽力してくれる担当者に出会え、満足のいく結果となった
  • マンションの規模や種類・立地ごとの売却事例や価格相場が掲載されていて参考にしやすかった

▼「マンションマーケット」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数非公開
同時査定依頼可能数非公開
対象エリア全国
対応不動産種別マンション
サービス利用者数月間50万人突破
サービス運営開始年(時期)2014年
セキュリティ対策状況SSL暗号化通信
サービスサイトURLhttps://mansion-market.com/satei

【投資用・事業用などのニーズで選ぶ】おすすめ不動産一括査定サイト3選

事業用・投資用不動産をイメージしたイラスト。木目テーブル上のノートパソコン画面に住宅、コンビニ風店舗、オフィスビルの3種類の物件アイコンが並び、虫眼鏡で店舗アイコンを拡大。周囲に金貨の山と上昇グラフが描かれ、背景にはシティスカイラインが淡く配置されて投資収益の伸びを表している

最後に、自分が住むために所有していた不動産ではなく投資用・事業用物件として保持していた不動産を売却したい場合や、土地を売却したい場合、土地の活用方法を新たに見つけたい場合などにおすすめの査定サイトを3つご紹介します。

ここまででご紹介した査定サイトも投資用や事業用物件などに対応しているものがありましたが、以下では特に倉庫、工場、店舗などの事業用物件の取り扱いや借地権、農地、底地権などの取り扱いに注力していて、実績も多い査定サイトをピックアップしています。

「HOME4U(ホームフォーユー)土地活用」株式会社NTTデータスマートソーシング

株式会社NTTデータスマートソーシングが運営する「HOME4U土地活用」は、所有する土地に最適な活用方法を提案してくれるサービスです。賃貸経営や駐車場運営など、土地の特性に合わせた多様なプランを優良企業から受けられます。

長年の経験に基づき、大手から地域密着企業まで厳選して提携しており、土地の収益最大化に向けた手厚いサポート体制も整っています。

「HOME4U(ホームフォーユー)土地活用」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 自分の希望条件に合う会社と契約できた
  • 土地の活用方法を多方面から提案してもらえて選択肢が広がった
  • 大手企業とも提携しているので、安心して査定依頼から契約まで進められた
  • どのように使ったらいいかわからなかった土地について、有効活用方法がわかり希望が持てた

▼「HOME4U 土地活用」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数非公開
同時査定依頼可能数最大10社
対象エリア全国
対応不動産種別土地
サービス利用者数累計契約棟数2,000件突破※2024年11月現在
サービス運営開始年(時期)2001年
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済、SSL暗号化通信
サービスサイトURLhttps://land.home4u.jp/

「RE-Guide(リガイド)不動産一括査定(旧SBI不動産ガイド)」株式会社ウェイブダッシュ

株式会社ウェイブダッシュが運営する「RE-Guide不動産一括査定」は、エンタメやEC、不動産分野の情報サービスを展開する同社による査定サイトです。独自の審査基準を満たした全国の不動産会社と提携し、幅広い物件を査定できる中でも特に投資用物件の売却に強みがあります。

売却知識や不動産情報のコンテンツも充実しており、必要な情報をこのサイトだけで効率よく学べます。

「RE-Guide(リガイド)」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • サイトが使いやすく、査定依頼後の対応もスムーズにしてもらえた
  • 地元の地域密着型で実績がある不動産会社も紹介してもらえたので、安心できた
  • 売却価格の見方や売れるためのコツなど具体的なアドバイスを読めて助かった
  • 物件から遠方に住んでいる状況でも、全国各地に提携社があり具体的なやりとりをネットで行えたので、スムーズにことを進められた

▼「RE-Guide」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数およそ900社
同時査定依頼可能数最大10社
対象エリア全国
対応不動産種別マンション、一戸建て、アパート一棟、マンション一棟、土地、事務所・店舗ビル一棟、事務所・店舗ビル一室
サービス利用者数非公開
サービス運営開始年(時期)2006年(「SBI不動産ガイド」としてスタート)
セキュリティ対策状況厳重な個人情報管理体制を構築
サービスサイトURLhttps://www.re-guide.jp/

「イエカレ(Ie College / イエ・カレッジ)」イクス株式会社

ITインフラを活用し社会をより良くする事業を展開するイクス株式会社が運営する「イエカレ」は、日本初の土地活用プラン一括比較サービス(公式サイトより)として、土地活用に強い優良建築メーカーと提携している点が特徴です。

立地や予算に応じた専門的なアドバイスを受けられ、安定した長期収益化につながる最適な活用プランを提案してくれます。

「イエカレ(Ie College / イエ・カレッジ)」不動産一括査定サイト 利用者の口コミ
  • 土地活用や収益化方法を具体的に提案してもらえた
  • 他サイトよりも高い査定額を出してもらえた
  • 担当者の知識が豊富で情報も多く、安心して相談できた
  • 査定額が付かないとあきらめていた所有不動産も、対応してくれる会社が見つかった

▼「イエカレ」サービス情報 概要(最新の情報は公式サイトでご確認ください)

登録(提携)会社数400社以上
同時査定依頼可能数最大8社
対象エリア全国
対応不動産種別土地、戸建て、分譲マンション(1室)、区分所有ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、店舗、工場、倉庫、その他、所有物件なし
サービス利用者数累計40万人以上
サービス運営開始年(時期)2008年(2015年より「イエカレ」へ名称変更)
セキュリティ対策状況プライバシーマーク取得済
サービスサイトURLhttps://plus-search.com/chintai/

不動産一括査定のアンケート調査結果の詳細

ここまで口コミをもとに、おすすめの不動産一括査定を見てきました。

アンケートでは、さらに不動産一括査定に関する調査を行いましたので詳しく見ていきます。

サイトを選ぶ際に重視した点

サイトを選ぶ際に重視した点の調査結果(円グラフ)

不動産一括査定サイトを選ぶ際に重要視した点を調査しました。こちらの項目は複数回答が可能なため、複数回答を反映した結果となっています。

このアンケート結果から以下のようなことが考えられます。

  1. 信頼性・知名度が最重要視されている(27%)
    • 回答者の半数以上がこれを重視しており、サイトの信頼性と認知度が最も重要な判断基準になっています。
  2. 使いやすさも高い割合(22.7%)
    • 約半数の回答者が利便性・使いやすさを重視しており、サイトの見た目や査定依頼の流れも重要視されてることが推測されます。
  3. 登録会社数と査定スピードも重要(18.9%と17.5%)
    • どちらも一定の支持があり、選択肢の豊富さとスピード感も大切な要素ということが分かります。
    • 特に査定スピードについては、ユーザーが迅速な結果を求めていることがわかります。
  4. 地域密着型の特性(9.2%)
    • 地域密着性に一定のニーズがあることがわかります。
    • 地域特化型でエリアに強い不動産会社にニーズがあることが分かります。
  5. 特化型サイトへの関心は限定的(3.6%)
    • マンションや土地活用などの特化型サイトへの関心は比較的低くなっています。
    • 特化型は全体の利用者に比べて母数が少ないことも考慮が必要です。

査定を依頼した不動産会社の数

サイトを選ぶ際に重視した点の調査結果(円グラフ)

最も多いのは3〜4社への依頼

全体の43.4%(321人)が3〜4社に査定を依頼しています。これは一括査定サイトの標準的な利用パターンと言えるでしょう。複数の査定結果を比較検討できる数として、多すぎず少なすぎない適切な数だと考えられます。

次に多いのは1〜2社への依頼

38.9%(288人)が1〜2社のみに絞って依頼しています。この層は、

  • すでに特定の不動産会社を絞り込んでいた
  • 一括査定サイトを試験的に利用してみた
  • 多くの営業連絡を避けたかった などの理由が考えられます。

5社以上は少数派

5〜6社は12.8%(95人)、7社以上は4.9%(36人)と、合計でも17.7%にとどまります。

ユーザーとして多くの査定結果を得たいという意向がある一方で、あまりに多くの不動産会社から連絡をもらうと負担になると判断している可能性があります。

約82%の利用者が4社以下に依頼していることから、一括査定サイトの利用者は「適度な数の査定結果を比較したい」という現実的なアプローチを取る傾向があります。

一括査定依頼後の不動産会社との連絡方法

不動産会社との連絡方法の円グラフ

メール優先の明確な傾向

不動産一括査定サイト利用者の約半数(48.6%)が「メールのみ」を連絡手段として選択しています。

さらに「電話とメールの両方」を選ぶ利用者(31.4%)を合わせると、実に全体の80%がメールを連絡手法に含めています。

対照的に、「電話のみ」を選択した利用者は20%にとどまっています。

連絡手段としてメールが好まれる理由

メールが好まれる背景には、今の時代のユーザー心理を反映した、いくつかの理由が考えられます。

  1. 時間に縛られず対応ができる
    メールはすぐに対応する必要がなく、自分の都合の良いタイミングで情報を確認・返信できます。
  2. ストレスなく仕事や家事の合間に不動産情報を検討したい現代の忙しい利用者にとってメールは好都合と考えられます。
  3. あとで見返せる安心感
    不動産取引は重要な金額を扱うため、利用者は提案内容や条件をきちんと残しておき、必要な時に見返すことができることを重視します。
  4. 落ち着いて考えられる環境
    電話ではその場で答えを求められることもありますが、メールではじっくり内容を確認してから返事ができるため、冷静に判断できます。
  5. 比較のしやすさ
    一括査定では複数の不動産会社から提案が届きますが、メールなら内容を整理したり、見比べたりしやすいため、検討がスムーズに進みます。

一括査定依頼後の不動産会社との連絡方法は、「メール」が48.6%と最も多く利用されています。電話と両方を利用する方も31.4%おり、連絡手段は多様であることが伺えます。

依頼した複数社の査定結果には、どのくらいの差があった?

同じ物件でも不動産会社によって査定額に差が出ることをご存知でしょうか。

一括査定サイトを利用した740名を対象に、複数の不動産会社から受け取った査定額の差についても調べました。

複数の不動産会社から受け取った査定額の差の円グラフ

調査結果によると、「100万円~300万円未満」の差が一番多く、全体の28.0%(207名)を占めました。次いで「100万円未満」が18.6%(138名)、「査定額に差はなかった」という回答は15.4%(114名)でした。

注目すべきは「300万円~500万円未満」の差があったという回答が11.8%(87名)、さらに「500万円以上」の大きな差があったケースも8.9%(66名)存在したことです。

300万円以上の差があったとの回答は全体の20%を越えます。

なぜ同じ物件なのに査定額に差が出るのか?

このような査定額の差が生じる理由としては、次のようなことが考えられます。

  1. 各社の売却戦略の違い
    高めの査定額で顧客をとにかく獲得しようとする会社もあれば、確実に売却できる価格を重視する会社もあります。
  2. 物件評価の着目点の違い
    不動産会社によって、立地条件や建物の状態、設備などの評価ポイントに重きを置く部分が異なります。
  3. 取引事例データの違い
    各社が参照する過去の取引事例や市場予測が異なることで、算出される査定額に差が生じます。
  4. 地域への精通度の差
    その地域の細かな特性や将来性をどこまで把握しているかによっても評価が変わってきます。

売却検討者が知っておくべきこと

この調査結果から、不動産売却を検討している方々へ以下のポイントをお伝えしたいと思います。

  • 一社だけの査定では不十分
    査定額に大きな差が出る可能性があるため、必ず複数の不動産会社の査定を比較しましょう。
  • 高い査定額≠最適な売却価格
    単に高値の査定額を提示する会社が最良の選択とは限りません。査定額の根拠や販売戦略についての説明もしっかりと確認することが理想です。
  • 査定額の差が大きい場合は理由をチェック
    300万円以上の差がある場合は、各社にその根拠を詳しく聞いてみることで、各社の考え方の違いが見えてくるでしょう。

不動産売却は人生の中でも大きな金額を動かす重要な決断です。

この調査結果が示すように、一括査定サイトを利用して複数の視点から物件価値を判断することが、満足のいく売却へ向けての第一歩といえます。

不動産一括査定での査定額と、実際の売却価格の差はどれくらい?

本調査では、査定額と実際に売却できた価格の差について調べました。

不動産一括査定は非常に便利なサービスですが、一方で不動産会社が媒介契約を取るために高めの査定金額を出すといったケースも聞くことがあります。

「査定金額は高かったが、実際に売却できた金額は低かった」ケースがどれほどあるのか、といった疑問の解決につながると考えられます。

査定額と売却額の差の円グラフ

不動産売却の実態:査定額と実際の売却価格にはどれくらいの差があるのか?

この調査結果からは、いくつかの興味深い事実が見えてきます。

  1. 売却に至った方の約49%に価格差がある
    売却済みの方の中で見ると、半数以上が査定額と売却価格に何らかの差が生じています。これは不動産取引の現実を反映した結果と言えるでしょう。
  2. 比較的小さな差に収まるケースが多い
    差があったケースの中でも、300万円未満の差に収まるケースが最も多く、売却者全体の約37.5%を占めています。
  3. 査定額どおりの売却も珍しくない
    「差はなかった」という回答も16.4%あり、適切に価格設定された物件は査定額通りで売却できるケースも少なくないことがわかります。
  4. 大きな価格差が生じるケースも存在
    300万円以上の差が生じたケースは全体の約12%で、市場状況や物件状態などによっては予想以上に価格調整が必要になるケースもあることが示されています。

売却を検討している方へアドバイス

この調査結果から、不動産売却を検討されている方へ以下のようなアドバイスができるでしょう。

  • 査定額は目安と考える
    査定額はあくまで目安であり、実際の売却では市場状況や買い手の反応によって調整が必要になることを念頭に置きましょう。
  • 価格交渉の余地を考慮する
    売却価格計画を立てる際は、ある程度の価格交渉の余地を見込んでおくことが現実的です。
  • 信頼できる不動産会社の選択が重要
    無理に高い査定額を提示するのではなく、市場の実態を踏まえた現実的な査定と売却戦略を提案してくれる会社を選びましょう。
  • 適正価格での早期売却も検討を
    長期間売れ残ってしまうことによる価格下落リスクも考慮し、適正価格での早期売却という選択肢も視野に入れておくことが大切です。

不動産売却は多くの方にとって人生で何度も経験するものではありません。この調査結果を参考に、現実的な期待値を持って売却に取り組むことで、満足のいく結果につながるでしょう。

一括査定サイトを利用して複数の不動産会社の見解を比較検討することが、成約への第一歩です。

不動産一括査定後に実際に売却した?

実際に売却したかの円グラフ

調査結果:約7割が実際に売却を実現

調査によると、不動産一括査定を依頼した方のうち、実に65.7%(486名)が「実際に売却した」と回答しています。一方、34.3%(254名)は「売却していない」という結果でした。

これは何を意味するのでしょうか?

なぜ7割の方が売却に至るのか

査定後に実際に売却する方が多い理由としては、以下のような要因が考えられます。

  • 複数の不動産会社から査定を受けることで、適正な売却価格の把握ができる
  • プロの不動産会社からアドバイスを受け、売却への不安が解消される
  • 一括査定サイトを利用する時点で、売却意向がある程度固まっている方が多い

売却に至らない3割の方々の理由は?

一方で、査定後に売却をお断りした方々にも様々な事情があるようです。

  • 思っていたより査定額が低く、売却を再検討された
  • 家族との話し合いの結果、住み続けることを選択された
  • 市場状況を見て、もう少し様子を見ることにした
  • リフォームなどで価値を高めてから売却することにした

売却を検討中の方へのアドバイス

売却をお考えの方は、まずは一括査定で複数の不動産会社の意見を聞くことが第一歩です。査定額だけでなく、各社の売却プランや担当者との相性も大切な判断材料になります。

実際に7割近くの方が売却まで進んでいることからも、一括査定は単なる価格確認ツールではなく、スムーズな売却への重要なステップだと言えるでしょう。

ご自宅の売却を検討されている方は、まずは気軽に一括査定から始めてみてはいかがでしょうか。

適切な情報を得ることで、あなたにとって最良の選択ができるはずです。

一括査定後、最終的に不動産会社を決めた理由は?

最終的に不動産会社を決めた理由の円グラフ

不動産一括査定サイトを利用して実際に売却まで進んだ486名の方に、「なぜその不動産会社に売却を依頼したのか」、その決め手を調査しました。

信頼できる担当者が最大の決め手に

調査によると、売却を依頼する不動産会社を選ぶ際、最も多かった理由は「担当者の対応(信頼性・丁寧さ)」で全体の43.0%(209名)を占めました。

これは、不動産売却という大きな決断において、お金以上に「人」を重視する傾向が強いことを表しています。

一方、「提示された査定額の高さ」を選んだ方は35.2%(171名)で2位となりました。高額査定はもちろん魅力的ですが、それだけでは決め手にならないという現実が浮き彫りになっています。

地域密着型の強みも無視できない

「地元での実績・知名度」を理由に挙げた方も12.1%(59名)と一定数いらっしゃいます。地域の相場観や購入者とのネットワークを持つ地元密着型の不動産会社への信頼感が反映された結果と言えるでしょう。

「売却までのスピード」は7.2%(35名)にとどまり、「その他」の理由が2.5%(12名)という結果でした。

選ばれる不動産会社の決め手とは?調査結果から見えてくる本当の優先事項

この調査から、不動産売却においては次のようなポイントが重要だと考えられます。

  1. 信頼関係が最優先
    高い査定額を提示されても、担当者との信頼関係がなければ契約には至りにくい傾向があります。売却を依頼する利用者は「本当に親身になってくれるか」「誠実に対応してくれるか」を最も重視しています。
  2. 適正価格と信頼のバランス
    査定額の高さも無視できない要素ですが、「高すぎる査定額」に警戒心を持つ売主も少なくありません。実現可能な適正買取価格を提示できる誠実さも信頼につながっているようです。
  3. 地域特性の理解も重要な差別化要因
    地元での実績や知名度が選ばれる理由になっていることから、担当者がその地域の特性を熟知していることを感じられるかどうかも不動産会社選びにおいては重視されています。

売却を検討中の方へのアドバイス

この調査結果から、売却を検討中の方には次のようなアドバイスができるでしょう。

  • 可能な範囲で複数の不動産会社と面談し、担当者の対応や知識、誠実さを比較検討しましょう
  • 査定額だけでなく、その根拠や売却戦略の説明がしっかりしているかも重要なポイントです
  • 単に高い査定額を示す会社ではなく、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスをくれる会社を選びましょう

不動産売却は人生の大きな決断のひとつです。この調査結果が示すように、信頼できるパートナーを見極めることが成功への第一歩となるでしょう。

なお、不動産会社に仲介を依頼する契約(媒介契約)には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」があり、どの種類の媒介契約を選ぶかによっても、売却活動の方法が変わってきます。

▼それぞれの契約形態については次の記事で解説しています。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

不動産一括査定を利用してよかった点・満足度

指をさす女性と、満足度を表すチェックボックス、「不動産一括査定の良かった点」というテキスト

続いて不動産一括査定サイトを利用して良かった点と満足度を聞きました。

不動産一括査定サイトを利用して良かった点

よかったと感じた点の棒グラフ
一括査定サイトを利用して良かった点(複数回答)割合
比較検討が簡単だった48.5%
手間が省けた31.8%
信頼できる会社を見つけられた20.7%
高く売れた13.9%
特になかった23.4%
その他1.9%

複数回答のため合計が100%を越えています。

一括査定サイト利用者が語る”真の価値”とは?調査から見えてくるメリット

不動産売却を検討する際、一括査定サイトを利用する方が増えています。では、実際に利用した方々は、どのような点に価値を感じているのでしょうか。

740名を対象にした調査結果から、一括査定サイトの本当のメリットを探ってみましょう。

利用者が感じた最大のメリットは「比較検討のしやすさ」

調査結果によると、一括査定サイトを利用してよかったと感じた点として最も多かったのは「比較検討が簡単だった」で全体の48.5%(359回答)を占めました。

約半数の方が、複数の不動産会社を手軽に比較できる点を高く評価していることがわかります。

次いで多かったのは「手間が省けた」で31.8%(235回答)。一度の入力で複数の査定が依頼できる利便性が評価されています。

また、「信頼できる会社を見つけられた」と回答した方は20.7%(153回答)と約5人に1人の割合でいらっしゃいます。「高く売れた」という具体的な成果を実感した方も13.9%(103回答)いました。

一方で「特になかった」という回答も23.4%(173回答)あり、実際に売却に至らなかった人を含めて、一括査定サイトの利用が必ずしもすべての方に満足をもたらすわけではないという現実も見えてきます。

データからわかる一括査定サイトの価値

この調査結果からは、一括査定サイトの価値について次のようなことが読み取れます。

  1. 不動産会社と利用者の情報量の偏りを埋める効果
    複数の会社を比較検討できることで、利用者は情報を多く得ることができ、より良い判断ができるようになります。
  2. 効率化のメリット
    一度の操作で複数の不動産会社にまとめて依頼できるため、1社ずつ探して連絡する手間が省けます。
  3. 信頼できる会社探しに役立つ
    単なる査定額の比較だけでなく、対応の丁寧さや信頼感など、不動産会社ごとの特徴を知るきっかけにもなります。
  4. 売却価格アップにつながることも
    複数の会社が査定することで価格に競争が生まれ、想定より高く売れたケースも少なくありません。

売却を検討中の方へのアドバイス

この調査結果を踏まえ、これから不動産売却を検討されている方には以下のポイントをお伝えしたいと思います。

  • 一括査定サイトを最大限活用するために
    複数の査定結果を単に「高い・安い」で判断するのではなく、各社の査定根拠や対応の丁寧さ、提案内容なども含めて総合的に比較検討しましょう。
  • 約20%の方が「信頼できる会社」に出会えている
    査定額だけでなく、担当者の対応や説明の分かりやすさ、会社の実績、評判なども重要な判断材料です。じっくり比較して最適なパートナーを見つけましょう。
  • 「特になかった」という回答からの学び
    満足しなかった方も7人に1人の割合でいることから、査定後のその後の対応(各社との面談、質問、交渉など)も大切だと言えます。

不動産売却は多くの方にとって人生で数少ない大きな取引です。この調査結果からも、売却活動のスタートとして一括査定サイトはとても役立つことがわかります。

とはいえ、サイトの利用後は各社の対応や条件をしっかり比較・検討し、自分に合った選択をすることが大切です。

十分に情報を集め冷静に判断することで、納得のいく売却ができるでしょう。

不動産一括査定サイト利用者の満足度

不動産一括査定の満足度の円グラフ

結果から見えてきた一括査定サイトの”今”

この満足度調査からは、一括査定サイトに対する利用者のリアルな印象が見えてきました。

  1. 約半数が「満足」と回答。一括査定は期待に応えるサイトに
    調査では、47.7%の人が「満足」と回答しており、多くの人にとって一括査定サイトは「期待どおりに使える便利なサイト」と感じられているようです。基本的な役割をしっかり果たしていることが、この結果からもうかがえます。
  2. 「普通」という評価が多い理由は?
    最も多かった評価が「普通」だった点も注目に値します。これはサイト自体が必要な機能は果たしているものの、特別な感動や大きな不満もないという、ある意味で“当たり前の存在”になっていることを意味していると考えられます。
  3. 不満の声は少数派。ただし無視はできない
    一方で、「不満」と答えた人も8.5%存在します。一部の利用者にとっては、思っていたほどの価値を感じられなかったという可能性があります。
    一括査定サイトはすでに一般化しており、「一度の入力で複数社の査定が届く」だけでは驚きや満足を生み出しにくくなっているのかもしれません。

こうした傾向から、今後はもっと便利で、利用者に寄り添った新しい一括査定サイトが求められていくと考えられます。

一括査定の満足・不満を分けるカギとは?

今回の調査結果から、満足度を左右するカギとして以下のようなことが考えられます。

  • 比較検討のしやすさ:調査で約半数の方が「比較検討が簡単だった」と回答しています
  • 手間の省略:約3割の方が「手間が省けた」と評価
  • 信頼できる会社との出会い:約2割の方が「信頼できる会社を見つけられた」と回答
  • 査定額と売却額の差:実際の売却額と査定額の差が大きい場合は満足度が下がる可能性も

これから不動産売却を検討される方へ

この満足度調査結果を踏まえ、これから一括査定サイトの利用を検討されている方には以下のポイントをお伝えしたいと思います。

  • 現実的な期待を持つことが大切
    一括査定サイトは便利なツールですが、あくまでも比較検討のきっかけとしてうまく活用する意識が大切です。
  • サイト利用後の対応が満足度を左右する
    査定結果を受け取った後、各社と直接やり取りしてより詳しい情報を得ることで満足度が高まる可能性があります。
  • 複数社の査定を比較する視点を持つ
    単に査定額の高さだけでなく、査定根拠の説明、担当者の対応、売却戦略の提案内容なども含めて総合的に判断しましょう。

利用した約半数の方が、売却の第一歩として一括査定サイトに満足しています。

サイト利用後の主体的な比較検討と判断が満足度をさらに高める鍵となるでしょう。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

不動産一括査定アンケート調査対象者

5人の男女が横に並んで話し合っている。年齢、職業、居住エリア、売却のきっかけ、というテキスト

ここでは今回の調査回答者についての詳しいデータを紹介します。

今回の調査では、不動産一括査定サイトの利用経験がある人を対象にしているため、利用者のリアルな口コミ、評判を反映していると言えるでしょう。

またこの調査では、回答者数が740人と十分であり、統計的にも一定の傾向を把握できる規模となっています。

回答者の細かなデータから見えてきたのは、不動産一括査定サイトが幅広い年齢層に対応する方法になっているということです。ここからは調査結果をさらに詳しく分析していきます。

お住いの居住地域(都道府県別)

東京都(18.6%)、神奈川県(12.6%)、大阪府(8.5%)など、全国47都道府県から回答を得ています。

以下のグラフ・表から分かる通り、不動産の一括査定サイトは主に郊外エリアよりも都心部及びその周辺エリアでよく活用されてます。

エリア別に見ると、関東地方が全体の約48.1%と約半数を占め、次いで近畿地方が18.8%、中部地方が10.3%、北海道・東北地方が10.1%と続いています。最も割合が低いのは四国地方の1.6%です。

関東・近畿地方が中古不動産の取引件数も多く不動産会社の店舗数・事務所も多いため、こうした地域では不動産一括査定サイトを利用する人も多くなる傾向があると考えられます。

【エリア別】回答者の居住地の割合を示すグラフ
  • 北海道・東北エリア…北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
  • 関東地方…茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
  • 中部地方…新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
  • 近畿地方…三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
  • 中国地方…鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
  • 四国地方…徳島県、香川県、愛媛県、高知県
  • 九州・沖縄地方…福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
割合順位(20位まで)都道府県割合
東京都18.6%
神奈川県12.6%
大阪府8.5%
埼玉県7.4%
千葉県6.2%
北海道4.5%
愛知県4.5%
兵庫県4.5%
福岡県3.1%
10静岡県3.0%
11京都府2.8%
12福島県1.9%
13広島県1.9%
14茨城県1.6%
15宮城県1.5%
16栃木県1.2%
17滋賀県1.2%
18鹿児島県1.1%
19奈良県0.9%
20山口県0.9%

性別

男性が78.0%、女性が22.0%と男性の回答者が多くなっています。

男女比の円グラフ

年齢層

回答者の年齢の統計情報
年齢層別の回答者数分布

今回のアンケート回答者の年齢に関する内容は、以下通りとなっています。

年齢分布割合
30-39歳139人 (18.8%)
40-49歳:139人 (18.8%)
50-59歳118人 (15.9%)
60-69歳189人 (25.5%)
70-79歳125人 (16.9%)
80-89歳31人 (4.2%)

不動産一括査定サイトの利用者は、60〜69歳が最多で25.5%を占めており、退職後の住み替えや資産整理を目的とした利用が多いと考えられます。

次いで、30〜49歳の現役世代が合計で約38%を占めており、住み替えや相続、不動産投資など将来を見据えた売却ニーズも根強く存在しています。
また、70代(16.9%)や80代(4.2%)の高齢層も一定数おり、高齢化社会においてもスマートフォンやPCを活用して査定サイトを利用する動きが広がっていることがうかがえます。

このことから、不動産一括査定サイトは、老後のライフプラン設計から若年層の資産活用まで、幅広い年齢層に対応する身近な選択肢として定着しつつあるといえるでしょう。

  1. 基本情報:
    • 回答者総数は741人
    • 平均年齢は57.1歳
    • 最年少は30歳、最年長は88歳
  2. 年齢分布の特徴:
    • 60代の回答者が最も多く(189人、全体の25.5%)
    • 30代と40代は同数(各139人、各18.8%)で2番目に多い
    • 50代(118人、15.9%)と70代(125人、16.9%)も一定数存在
    • 80代の回答者は少数(31人、4.2%)
  3. 詳細な年齢層の傾向:
    • 60-64歳と65-69歳の年齢層に特に集中
    • 30代から70代まで幅広い年齢層からバランスよく回答が得られている
    • 85歳以上の高齢回答者は限定的
  4. 全体的な特徴:
    • 中高年層(特に60代)からの回答が中心
    • 30歳未満の回答者は存在せず、30歳以上の成人のみが対象
    • 多様な年齢層からの意見を反映したアンケート結果と考えられる

職業

回答者の職業の横棒グラフ
職業種別割合
公務員2.6%
経営者・役員3.6%
会社員39.2%
派遣・契約社員5.8%
自営業7.8%
専業主婦(主夫)7.3%
パート・アルバイト10.3%
学生0%
その他1.6%
無職21.8%

不動産一括査定サイトの利用者は、会社員が約4割を占めて最も多く、現役世代の働き手による利用が主流となっています。

次いで、「無職」と回答した層が21.8%と高く、これは退職後の高齢者層による資産整理や住み替えニーズが背景にあると考えられます。

年齢層 × 職業から見る利用者像の考察

不動産一括査定サイトの利用者は、60〜69歳が最も多く(25.5%)、次いで30〜49歳(合計37.6%)と、現役世代からリタイア層まで幅広く利用されていることが分かります。

職業別では、「会社員」が39.2%と最も多く、30〜50代の働き盛り世代を中心に、住み替えや資産運用の目的での利用が多いと考えられます。

一方、「無職」は21.8%と高い割合を占めており、これは60代以上の高齢層と重なることから、退職後の資産整理や相続対策としての利用が広がっていることを示しています。

また、「パート・アルバイト」や「専業主婦(主夫)」の方も合わせて約18%を占めており、家計を支える立場の人や、少しでも収入を増やしたいと考える人たちからも不動産一括査定サイトへの関心があることがうかがえます。

これらの傾向から、不動産一括査定サイトは「現役世代の住み替え」から「リタイア層の資産整理」まで、人生のあらゆる段階で活用される実用的なサイトとして広く使われるようになっていると言えるでしょう。

婚姻状況

既婚者が70.5%、未婚者が29.5%と既婚者が多数を占めています。

回答者の婚姻状況の円グラフ

不動産売却検討のきっかけ

不動産売却を考えたきっかけの横棒グラフ
不動産売却のきっかけ・理由割合
住み替え38.1%
相続22.6%
資産整理16.2%
離婚1.6%
転勤・転職3.2%
老後の資金確保5.8%
住宅ローンの返済のため3.1%
維持費が負担になったため4.6%
その他4.7%
ライフステージの変化が主な原因

住み替えが最多となっており、家族構成の変化や住環境のニーズ変化に伴う住み替えが不動産売却の最も一般的なきっかけとなっています。これは既婚者が多いという他の調査結果とも一致します。

世代交代が売却のきっかけに

相続が2番目に多い理由であることから、親から子への資産が引き継がれるタイミングで不動産の売却が検討されるケースが多いことがわかります。特に、自分が住んでいる場所から離れた田舎の不動産の維持管理は大変なため、相続してもそのまま持ち続けずに売却して現金化する人が多いと考えられます。

資産運用の見直し

資産整理や老後の資金確保など、財務的な理由による売却も約22%(資産整理と老後の資金確保の合計)と無視できない割合を占めています。不動産を流動性の高い資産に切り替える必要性を感じている人がある程度いることが示されています。

経済的な負担が売却の理由になることも

維持費の負担や住宅ローンの返済といった理由が合わせて約8%を占めており、不動産を持ち続けることでかかる長期的な費用が売却を検討するきっかけとなっているケースも見られます。

ライフスタイルの変化による売却も

転勤や転職、離婚といった生活環境の変化をきっかけに不動産を売却するケースもあり、全体の約7.7%を占めています。こうした予期せぬ出来事に対応するために、売却を選ぶ人も少なくないようです。

売却を検討した物件の種類

売却を検討した物件の種類の円グラフ

不動産一括査定サイトを利用する方の半以上が戸建て住宅の売却を検討していることがわかります。

続いてマンションが約3分の1を占め、土地の売却は約12%となっています。それ以外の投資用不動産やその他の物件種類は少数派で、合わせても3.2%にとどまっています。

全体として、個人の居住用不動産(戸建てとマンション)が売却検討物件の大多数(84.9%)を占めており、不動産一括査定サイトは主に居住用不動産を検討している方に利用されていることが明らかになりました。

売却物件の種別割合
戸建て51.4%
マンション33.5%
土地11.9%
投資用不動産2.3%
その他0.9%

情報収集手段

情報収集手段の棒グラフ
売却物件の種別割合
インターネット検索81.8%
不動産会社への相談41.6%
家族や知人からの情報14.5%
書籍・雑誌6.1%
セミナーやイベント4.5%
その他0.8%
  • 複数回答可能なため合計は100%を超えています。

インターネット利用が主流
不動産を売却しようと考えたとき、多くの人がまずインターネットで情報を集めているようです。今では、ネット検索が主な情報収集手段となっており、デジタル化が進んでいることがうかがえます。

不動産一括査定サイトのようなオンラインの仕組みが重要視されているのも、その表れと言えるでしょう。

オンラインとオフラインの併用
ネットで調べたうえで、さらに不動産会社へ直接相談する方も多いようです。

不動産会社では宅地建物取引士などの実務経験豊富な専門家から情報を得ることができるでしょう。対面で話すことで、ネットだけでは得られにくい個々の状況に応じた情報が手に入る可能性も十分あります。

オンラインでの情報収集とオフラインでの相談を組み合わせた進め方が一般的であると考えられます。

口コミの影響力
家族や知人からの情報も1割近くあり、特に大きな取引である不動産売却においては、周囲の評判、信頼できる人からのアドバイス、口コミが影響力を持っていることがわかります。

本やセミナーなどの情報はあまり活用されていない
本や雑誌、セミナーなどの従来の情報源を使っている人はあまり多くなく、全体の1割程度にとどまっています。

売却を想定している(いた)期間

想定している(いた)売却期間の円グラフ

売却期間の想定については回答者間でかなり分散していることがわかります。

短期間(3ヶ月以内)での売却を想定している方は13.8%と比較的少数ですが、半年以内を合わせると約34.7%となり、比較的早期の売却を検討している層が一定数存在します。

一方で、1年以上かけての売却を想定している方が23.1%と最も多く、売却期間が「未定」という回答も23.0%と高い割合を示しています。

これらを合わせると、約46%の方が長期的な視点または具体的な期限を定めずに不動産売却を検討していることがわかります。

このデータは、不動産一括査定サイトを利用する方々の売却までの希望期間がさまざまであり、短期的な売却希望者から長期的な計画を立てている方まで幅広いことを示しています。

編集者おすすめの不動産一括査定サイトはすまいValue

まとめ:不動産一括査定サイトの選び方と結論

夫婦がリビングのソファに座って、明るい表情で、一緒に携帯電話を見ている。

不動産一括査定サイトは、複数社の査定額や対応を一度に比較できる便利なツールです。利用者調査では以下のような傾向が見られました(利用率・満足度ランキングを総合参照)。

サイトごとの傾向

  • 知名度と信頼性を重視:SUUMO/すまいValue/at home/LIFULL HOME’S
  • 大手不動産会社だけに査定依頼したい:すまいValue
  • 対応スピードを重視:SUUMO/HOME4U
  • 地方物件で幅広く査定:LIFULL HOME’S/イエウール

各サイトには得意分野があり、口コミや評判にもそれが表れています。ご自身の物件種別・地域・優先したいポイント(価格、スピード、担当品質など)を踏まえて選びましょう。

結論:一括査定で迷ったら「すまいValue」がおすすめ

おすすめする理由

  • 大手6社のみに依頼が絞られており、いわゆる“会社の当たり外れ”が起きにくい。
  • 取引体制やコンプライアンスが整っているため、トラブルが少ない傾向

この点に注意

  • 最終的な満足度を左右するのは担当者との相性です。大手=常に最高ではなく、
    • 初回面談の準備状況
    • 提案の具体性(販売戦略・広告計画・想定スケジュール)
    • 連絡の頻度・スピード
      などを比較し、会社名だけで判断しないことが大切です。

不動産売却の失敗しないコツ

  1. 最低2~3社に査定依頼(すまいValue内で複数社指名)
  2. 価格だけで決めない(販売戦略・根拠資料・媒介条件を比較)
  3. 担当者チェック(質問への即応性/説明の分かりやすさ/報告ルール)
  4. 重複連絡対策(併用時は同一会社依頼を片側に限定)

不動産売却は人生の大きな決断。まずはすまいValueでリスクを抑えつつ、担当者の力量と相性を見極め、納得のいく売却を目指しましょう。

なお、引っ越しはしたくないが、売却資金を得たいという方の不動産売却手段としては、リースバックもあります。

リースバックについての基本知識等の詳細解説と大手リースバック会社の比較は以下の記事をご覧ください。

不動産一括査定のよくある質問

不動産一括査定サイトを使うとどんなメリットがありますか?

複数の不動産会社に一度に査定依頼できるため、相場を把握しやすく、最も条件の良い会社を比較して選べます。

一括査定を依頼すると必ず営業電話が来ますか?

電話営業がある場合もありますが、サイトによってはメールやオンライン上での査定結果の提供を選択できるサービスも増えています。営業が気になる場合は、事前に対応方法を確認しましょう。

査定を依頼してから結果が届くまでにどのくらい時間がかかりますか?

通常、査定依頼後1〜3営業日以内に結果が届きます。ただし、不動産の所在地や物件の種類によって多少異なることがあります。

査定依頼をする際に必要な情報は何ですか?

基本的には物件の住所、物件種別(戸建て、マンション等)、築年数、面積、間取りなどの基本情報が必要です。

正確な情報を入力するほど、より精度の高い査定結果が得られます。最初の査定段階では詳しい書類は不要な場合も多くなっています。

築年数が古い物件でも査定可能ですか?

はい、築年数が古い物件でも査定は可能です。古い物件は土地の価値を含めて評価されるため、十分売却可能です。まずは気軽に査定を依頼してみましょう

査定結果が出た後、どのように不動産会社を選べばいいですか?

査定は金額だけでなく、担当者の提案力や売却戦略も含めて比較することが大切です。

提携会社数や口コミ、実績、自分の物件のエリアに強い会社がいるかもチェックし、総合的に判断しましょう。

査定額はどのくらい信頼できますか?

査定価格はあくまでも目安であり、実際の売却価格とは異なります。

不動産会社によって査定基準も異なるため、複数社を比較することが大切です。

実際の査定価格はどのように決まるのですか?

査定価格は物件の立地条件、築年数、間取りや面積のほか、周辺地域の取引相場などを基準に各不動産会社が個別に判断します。不動産会社ごとに評価方法が異なるため、価格に差が出ることがあります。

一括査定と訪問査定の違いは何ですか?

一括査定(机上査定)は物件情報をもとに大まかな査定価格を出しますが、訪問査定は不動産会社が実際に物件を訪問して状態や立地環境を確認し、より正確な価格を提示します。

本格的な売却を検討する場合は訪問査定がおすすめです。

査定依頼をすると必ず売却しなければなりませんか?

いいえ。査定はあくまで参考情報なので、売却の義務はありません。

査定依頼自体に法的拘束力はありませんので、安心してご利用いただけます。

仲介と買取はどう違うのですか?

仲介は市場に出して買主を探す方法で、高く売れる可能性があります。買取は不動産会社が直接買い取る方法で、早く現金化できます。

▼買取と仲介の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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