託されたのは、大切で、手放すことができなかったという桐箱入りのビデオBOX。

中国九州営業部
広島エリアグループ
営 業

土田 護
2014年7月入社(中途入社)

STORY 01

K様との出会い。

それは、あなぶきグループが管理しているマンションの管理員さんからの紹介でした。お2人が住まわれているマンションは広島市内だったのですが、ご実家が福山にあり、マンションを売却してご実家に戻ることをご検討されているとのことでした。紹介を受けた私は、できるだけ早くお話を伺いに行くべきと考えすぐにお二人のご自宅を訪問しました。ご主人様は、県庁に長年お勤めになられていて、要職もご経験されている方だと伺っていた通り、厳格に私の営業としての対応を見ておられる印象でした。私は、最近の市場の動向や物件の条件等から考えると、ご希望の金額で売却をするのは非常に難しいことを率直にお話した上で、すぐに売却を望まれるのか、時間がかかってもご希望の金額で売却することを望まれるのか等を、お二人に伺うと「とにかく煩わしいことがない方が良い」ということがお二人のご意向でした。そこで私は、当社が買取りをさせていただくことと、引っ越しの手配をお手伝いさせていただくことをご提案させていただきました。

STORY 02

「君のことを息子と呼ばせてくれ」

すると、「まさか、こんなにすぐに訪問してくれるとは思っていなかった。すぐに足をはこんでくれたことにとても感動したし、言いにくいことも率直に話をしてくれて、分かりやすかった。これまで約10年、実家に戻るかどうかずっと悩んでいたけれど、君の説明で納得できた。実家に戻る決心がついたよ」という言葉をいただき、全て任せていただくことになりました。回を重ね、物件の査定をするために訪問をした際には、奥様の手料理とお酒をごちそうになり「君のことを息子と呼ばせてくれ」とまで言っていただきました。

STORY 03

「君は私たちの息子だから、これからもよろしく頼む」

営業は、お客様との出会いを通じて成長することができます。35歳でこの業界に転職してきてまだ2年余りの私を信頼し、全てを任せてくださったK様には、ほんとうに多くの経験をさせていただきました。私は感謝の気持ちを手紙にしたため、K様に渡しました。するとK様は宝物のように大切にされていた桐箱入りのビデオBOXを君に託したいとおっしゃったのです。「君に引き取り手を探してほしい」と。「君は私たちの息子だから、これからもよろしく頼む」、そう言っていただいたのだと感じました。K様とのお付き合いは今も続いています。つい先日もご実家に招待していただいたところです。宝物を託していただけるような関係をお客様と築くことができるのは、お客様の人生のターニングポイントに立ち合う不動産仲介の営業ならでは。一つ一つお客様の人生の転機に立ち合う度に、お客様との出会いが増えていく。K様との出会いを通じて、この仕事の真の魅力を知りました。